27 強力な呪い？私じゃないよ ページ31
ベロニカ「ちょっと！返しなさいよあたしの杖！アンタみたいな子供がっこのベロニカ様の杖を使おうなんて100年早いわよっ！」
？？？「お前だってガキじゃねーか！ちょっと借りるだけだって言ってるだろお！？」
カミュ「なぁ…こいつは何があったんだ？」
セーニャ「道を歩いていたら、いきなりあの男の子がお姉さまの杖をひったくって…やっとここまで追いかけて来たんです。」
カミュ「はぁ…」
？？？「あっ！」
カミュ「ほらよ。もう盗まれたりすんじゃねーぞ？」
ベロニカ「…ねぇ、アンタ。あたしの杖を盗んでどうするつもりだったの？売ってもたいした値にはならないわよ？」
？？？「…」
カミュ「…なんだお前？」
？？？「…っ！…！…！！」
？？？「あーもう…しょうがねぇなヤヒム。俺が説明するからムリすんな。」
ラッド「俺はラッドで、こいつはダチのヤヒム。こいつはこの町の町長、ラハディオさんの一人息子なんだ。
こいつとは、よく一緒に遊んでたんだけど、数日前に声が出なくなっちまって…。何があったのか聞いても分からなくてさ。」
ヤヒム君を助けるために奪ったのか…友達思いだけど取るのはダメだよ…
セーニャ「どうやら、喉にとても強力な呪いがかかっている様ですわ。一体、誰がこんな酷い事を……」
ラッド「呪い…！？」
『えっなんでこっち見るの』
ラッド「呪えそうだから」
『偏見だし事実だけどそんな事しないよ』
そして私達はヤヒム君の喉を治すために「さえずりのみつ」が必要らしく、
それを作るために「霊水の洞くつ」に向うことに
そこの魔物は割と弱かった。
セーニャ「まぁ……綺麗な湧き水……！ここの水ならきっと、最高級の「さえずりのみつ」が作れますわね！」
そして無事にさえずりのみつが出来上がったので、ダーハルーネに戻ることに
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作者名：山ノ花禊(元リャナ) | 作成日時：2023年12月7日 15時
