26 辛党 ページ30
ベロニカ「…海の男コンテストにはキョーミないけど、ショッピングは面白そうね。あたし、新しい靴が欲しい所だったの。」
カミュ「おい、ちょっと待てよ…俺達は虹色の枝を探しに来たんだぜ。遊んでる時間なんてねぇだろ？」
セーニャ「…カミュ様
ごめんなさい！私……甘い物には目がないんですっ！」
カミュ「お、おいっ！？まさかタノまで…」
『…辛いのありますか？』
シルビア「んー…あるかしら。」
『青唐辛子』
シルビア「ないわね…」
『じゃあいいです』
カミュ「辛党で助かった…！」
カミュ「全く……あの女3人組はどうしようもねぇな……」
オンナサンニン？？？
イレブン「ベロニカはそういうの好きそうだけど、まさかセーニャまで行っちゃうなんて…」
カミュ「なぁ、俺達は急いでるんだよ。このドックを開けてもらえると助かるんだが…コンテストの責任者はいったい誰なんだ？」
ラハディオという男の人の名が上がってきた。
カミュ「ここが町長の家で間違いなさそうだな。よし、行くぞ」
ｺﾝｺﾝｺﾝ
？？？「はい、いらっしゃいませ。どちら様でしょうか。」
ｶﾞﾁｬｯ
カミュ「アンタがラハディオさん？少し頼みたい事があるだ。」
ラハディオ「えぇ。私が町長のラハディオです。一体、どう言うご用…」
イレブンの顔を見たラハディオは八とし、怒り狂った
ラハディオ「アンタ達と話すことは何もない！さっさと消えてくれ！｣
カミュ「えっ？おいちょっと！」
カミュ「……なんだよ全然取り合ってくれねぇな。アレのどこが優しい人なんだ？」
『し、失礼な方ですね…人の顔みて態度変えるだなんて…！』
イレブン「僕の顔を見た途端、態度が変わったよね…」
カミュ「まさか、お尋ね者なのがバレたか…？」
セーニャ「あっ…！イレブン様、カミュ様、タノ様！こちらにいらしたんですね」
セーニャ「実はちょっと困った事があって……お姉さまが大変なんです……。すみませんが助けていただけますか？」
カミュ「はぁ……全く、あのチビちゃんは世話が焼けるな。しょうがねぇ、船は出せそうにないし、行ってやろうぜ。イレブン、タノ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山ノ花禊(元リャナ) | 作成日時：2023年12月7日 15時
