よこやまふたご。2

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side横山


横｢おお…？｣


Aの家へ帰るとベッドの上で静かに寝ているAとベッドを枕にしながら座って寝る丸がいた。何故か2人は手を繋いでいる。そして顔がめちゃくちゃ近い。なんならおでこくっついとる。なんで？？
丸がふにゃりと笑えばAもふにゃっと笑う。何この天使達。


横｢こんなん起こされへんやん…｣


とりあえず写真を撮り、グループに送る。直ぐに既読が2付き、ピコンピコンと通知が増え出す。多分大倉かどっくん辺りが近い言うとるんやろうなあ…。


2、30分位経った後やろうか、丸が起きてきた。


横｢ん、丸起きたん？｣
丸｢あれ、横山くん帰って来とったん？おはよ〜｣
横｢連れてってくれてありがとおな。助かったわ。Aの様子どんなんやった？｣
丸｢熱も下がってきてるし、だいぶ楽になったみたいやで。やから、多分明日から大丈夫やと思うで｣


それからAが起きてくるまで軽い雑談を行った。こうやって丸と1対1で話すことってあんまあらへんから話に花が咲く。


『おはよお…なんや、丸ちゃんここにおったん〜。起きたらおらんかったからびっくりしたわあ…』


そう言いながら丸に抱きつくA。え、俺は？？？なんで丸？？？


横｢え、ちょ、俺は！？！？なんでなんも言うてくれへんの！！？｣
『そんなやいやい言わんといてえや…。丸ちゃん体温高いから丁度ええねんて、』
丸｢Aちゃんぎゅ〜♡｣
横｢ま、丸も離れえ！！そいつ一応風邪ひいてんねんて！！｣
『あ、せやった。ごめんな丸ちゃん、移すとこやったわあ』
丸｢Aちゃんの風邪やったら喜んでもらうで｣


そう言いながらもっと強く抱き寄せる丸。


横｢俺はっ、俺は許さへんからな！！！！(？)｣



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村｢来たで〜。…なんでこんなヨコ拗ねてるん｣
『あぁ、ちょっと遊びすぎてもうてん。笑 なー丸ちゃん♡』
丸｢なーAちゃん♡｣

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