お迎え ページ43
右手には村上信五、左手には渋谷すばる。両手に花とはこのことか(？) 何故こうなったのかと言うと、それは約20分前に遡る。
私がもたもた家を出る準備をしていると、ピーンポーンと軽快な音が鳴った。え、いくらなんでも早すぎひん？？
『え！？！？なあまだ言われて10分も経ってへんねんけど！！！』
二｢俺あとすこしでって言ったじゃん。笑 ほら、俺が出てくるから早く終わらせなさいよ｣
『はーい…』
ニノが玄関へ出ると聞き慣れた関西弁で騒がしくなる。はーあほんまに来てるやん…。準備が終わったため玄関へ向かう。
『準備終わりました〜…』
村｢あ、じゃあ連れて帰りますんで…ほんますまんな。今度こいつになんかさせるわ｣
いやなんもせえへんけどな？？
ヒナちゃんがそういうとガシッと手をすばるくんに掴まれる。え、なになに！？！？赤色eighterの私にはしんどい！！！(そこじゃない)
『え、なに！？』
渋｢…｣
『なんでなんも答えへんの！？』
ヒナちゃんも二ノと話終わるとガシッと私の手を掴む。え、ほんまになんなん！？
そして冒頭に戻る。すばるくんもヒナちゃんもマスクしてるから表情あんま読めへんねんけど、すばるくんの眉間にシワがよってんのはわかる。ヒナちゃんは…相変わらず可愛ええ目元やな。
停めてあったタクシーに乗るとすぐヒナちゃんが"○○まで"と言う。待ってそこきみくん家やん。びっくりした表情でヒナちゃんを見ると頭にチョップが降ってきた。なんで。
村｢お前なあ…出ていくのはええけど連絡ぐらいせえよ。ヨコもすばるも俺も滅茶苦茶焦ったやんけ。｣
『う…ごめんなさい。ついカッとなってもうて。すばるくんも、迷惑かけてもうてごめんな。
…後、ひとつ聞いてええ？』
村｢なんや｣
『なんで私手ぇ掴まれてるん？』
村｢逃げさせへんために決まってるやろ｣
『いやここまで来て逃げへんわ』
…さて。一言も喋らない眉間にシワのよったすばるくんをどうしようか。
______________________________
『2人に怒られへんかな…』
二｢大丈夫だって。はやくきみちゃんと仲直りしなさいよ｣
『ありがとうううう…』
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うつこちゃん(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます！ ご期待に添えるか分かりませんが、大丈夫ですよ！ (2019年2月26日 19時) (
レス) id: 77c314c5e6 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 更新お疲れ様です！ リクエストはOKですか？ (2019年2月25日 22時) (レス) id: 5225673210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うつこちゃん | 作成日時：2019年2月13日 18時
