義足 義手 の少女は 日向の妹。 【ハイキュー】

第4話【最強の味方】 ページ12

日向「うおー！体育館！！」

『昨日も来たでしょ』



田中「さっみぃなぁ〜！ちゃんとアップ取れよ〜





Aちゃんは俺と温まろうな」


『え？私は冷たいですよ。ほら』


田中「ｷﾞｬ!」




金属の手を田中先輩のほほに添える。





『あはは』


田中「グッ!!!俺が温めるよ！！」


『わっ！//』




両手を握ってくれた。冷たいだろうに、





日向「ちょっと田中さん！？Aを口説かないでくださいィ！！」

田中「く、くどっ！？// ちがーう！！俺には潔子さんというお方がァ！！」




『あ、あの、...離してください....//』

田中「え？ あ、あぁ悪い」





ぅぅー....私ってこの見た目だから翔陽以外の男の人とあまり関わってこなかったからこういうのは....








────

──








＊1時間後＿＿









影山「前！！」


日向「ボエー！」



『.....』






影山「おい足止まってんぞ!!昨日のサーブレシーブの反応どこいった！？もっと集中しろ!!!」


日向「ぅぅ...ずっとパスだけ....




時間無くなっちゃうじゃんか！スパイクも打ちたいジャンプしたい！」

影山「そこらで跳ねてろ!!!」





田中「おいお前ら！




ひとつ言っておく。大地さんは普段優しいけど起こるとすごく怖い。すごくだ。」


「「知ってます」」



田中「この早朝連がバレたらやばい 俺がヤバい。別にビビってるとかじゃねぇぞ 全然全く全然だ」




ビビってるんだろうな。





田中「けどとにかくこの早朝連を知ってるのは俺たち4人だけだからくれぐれも」









「おー！やっぱ早朝練かぁ」




田中「ほァァ！？」


『菅原先輩！』




菅原「おーす」

田中「な、なんで！！」




菅原「だってお前昨日明らかに変だったじゃん。いつも遅刻ギリギリのくせに鍵の管理申し出ちゃったりしてさぁ




大丈夫大丈夫 大地には言わない！なーんか秘密特訓みたいでワクワクすんねー」


『....』ﾎｯ





ボールを拾いつつ ホッとしていると、菅原先輩がこちらにやってくる。






『ぇ...』ﾄﾞｷｯ


菅原「寒くないか？俺のマフラーで良ければ貸すべ」ﾆｺ





マフラーを私の首に巻いてくれた。


正直に言うと私に体温というのはあまり無いのだけど....






『...あ、ありがとうございます...』ﾆｺ


菅原「かぁー！お前は可愛いなぁ全く！！」ｷﾞｭｯ


『わっ！？///




ちょ、ちょっと冷たいですよ私は...ッ///』



菅原「大丈夫大丈夫 俺が温めるべ〜」ﾆｺ

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