目が覚めると....そこには銀髪の天然パーマが居た。６【銀魂】【男主】 (ページ8)

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第九十六訓【急がば回れ】ページ8

また子「な、なんすかこりゃァァ！！」

武市「....似蔵さん...？」

＿＿ゴッ!!!＿

武市「ｺﾞﾌｯ....だからこういうの苦手なんだってば」

また子「先輩ィ！！

似蔵ォ!! 貴様乱心したっすかァ！！

意識が....まさか紅桜に！！

チッ！嫌な予感が的中したっす!!!止まれ似蔵ォ！！」

仲間であろう二人に攻撃していく化け物。

いやその前に...ッ!!!!

『銀時さんｯ!!!!

ッ！？』

突然天井の上から女の子が降りてきた。

鉄子「死なせない！コイツは死なせない!!!これ以上その剣で人は死なせない！！

！！」

＿＿ドゴッ!!!＿

『ありがとう神楽ちゃんッ!!!!

バケモノｯ！！その人は返してもらうｯ!!!』

＿＿ズゴッ!!!!＿

新八「その人を離せェェ！！」

神楽「フンゴォォ！！」

バケモノは暴れ回る。やばい振り落とされたらこれ死ぬやつやんｯ!!!

『あｯ！！』

女の子が振り落とされた。そしてバケモノは剣を振るう。

が、男性がその女の子を庇った。

鉄子「あっ.....兄者ァァァ！！」

『あ、ヤバいｯ!!!』

木刀を振ろうとしたその時、

＿＿ドッ!!!!!＿

『ッ......

銀時さんｯ!!!!』

銀時「A....良かった無事で...」

『ッ....』

鉄子「兄者！しっかり！！」

「そういう事か....剣以外の余計なものは捨ててきたつもりだった

だが最後の最後でお前だけは....捨てられなかった

こんな生半可な覚悟で究極の剣など打てるわけもなかった....」

銀時「余計なモンなんかじゃねーよ

余計なモンなんてあるかよ。全てを捧げて剣を作るためだけに生きる？それが職人だァ？大層なこと抜かしてんじゃねーよ。ただめんどくせーだけじゃねーかテメェは

色んなもん背負って頭抱えて生きる度胸もねー奴が職人だ何だカッコつけんじゃねぇ

見とけ。テメェのいう余計なモンがどれだけの力を持ってるか

テメェの妹が魂込めて打ち込んだコイツの斬れ味しかとその目ん玉に焼き付けな」

神楽「銀ちゃん！！」

『ッ...！！』

＿＿ドサッ＿

「護るための剣か....お前らしいな鉄子...どうやら私はまだ打ち方が足りなかったらしい

鉄子....いい鍛冶屋に....な........」

鉄子「......聞こえないよ...っ....」