*__最低ランク以下だね,男として, ページ7
今日は何をしようかと考え淡々と歩を進める,
と言ってもする事なんて無いんだけどね,前はトモダチだった彼等と毎日の様に会ってたけど今はもうトモダチじゃないからね,
うーん,と頭を悩ませる,
『,,ん?』
「ん?」
あーぁ,顔見知りに会うのはイチッバン避けたかったのに,
ハニ「何で2日連続で お前 の顔なんか見なきゃいけないのかねェ....」
ハニーはあからさまに嫌悪感満載,
『奇遇だね,私もハニーに会いたくなかったんだ,』
ハニ「あそ,俺もお前は 生涯一生 目に入れたくない存在だからさ」
『おぉ,またまた奇遇だね,私も お前は この命尽きるまで眼中に入れたくない存在だよ,』
ハニ「あそ,」
一通りの会話をし終えた私達は止めていた足を進める,
『,,あっそうだ,さっき あっち の方でお前の大好きで止まないヒメさんがいたよ,』
ハニ「あ?」
良心で居場所を教えただけな私をギロッと睨み付ける彼,矢先に胸ぐらをつかみグッと持ち上げる,
まーた胸ぐら掴まれたよ,止めてホントに服が伸びるだろ,この世界の住民は その常識 が無いわけ?困る,
ハニ「何でオメェが花咲の居場所知ってんだ?また傷付けてたのか?」
『決めつけは良くないよ,ただ偶然目に入っただけ』
ハニ「偶然?お前の今までの行いを見てきて 偶然なんて言葉を信じられると思うか?ほざくなグズ,」
なんと驚き,貴方が見てきた私の行いは全て花咲サンが作り上げた一人演劇のワンシーンなんですよ〜,全て彼女の脳内で作り上げられたショウモナイ演劇ショーの一部,
私は勝手に彼女の演劇ショーの役者にされてるんだよね〜,
『貴方が信じられなくとも私は真実を言っているので,ほざくな と言われても私は私の身に起こった出来事をそのまま貴方に伝えているので何もしようが無いね,だって私は虚言なんて吐いてない,真実を言ってるの,』
ハニ「ゴチャゴチャうるせェな,,チッ,お前と話してると吐き気がしてくる,」
胸ぐらから手を離し私を投げ飛ばす,お前 男として最低ランク以下だね,女の子を地面に投げ飛ばすとかさ,
お前の弟クンの方がマシっちゃあマシだよ,投げ飛ばすなんて事はしないんだから,まぁタラッタラタラッタラ話し掛けてきてウザったりィったらありゃしないけど,
口を開けば毎回毎回,お前また花咲を傷付けたのか!とか 花咲に近寄るな!とか,お前の頭は花咲に侵食されとんかって感じだね,
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作者名:稲荷 | 作者ホームページ:http://251134
作成日時:2022年7月27日 11時