ラブフェチ (ページ5)

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デートページ5

arside

今日はデート当日。
昨日から服装に困って気づいたら朝の4時。
その後も寝れずに服やらどこに行くかなどを悩んで一睡も出来なかった。

流石に眠いが涼介くんに会えるので気分はウキウキ状態だ。

集合時間の10分前に到着するなんて会社のみんなが聞いたら驚くだろう。なんたって俺は遅刻魔だからな！(えばることでは無い)

｢時計の下集合って言ってたよな｣

時計を見つけて近づくと涼介くんの姿が見えた。俺よりも早く来てくれてたと思うとめちゃくちゃ可愛いな、、。

って、なんか人と話してる？

ﾓﾌﾞ「ねぇ君暇ならご飯行こうよ」

『約束してるんで。』

ﾓﾌﾞ「いいじゃ〜ん。俺らの方が楽しませてあげるって」

ナンパじゃん！止めなきゃと思ったら

『楽しいか楽しくないか決めるのは僕なんで』

え、ナンパの断り方がかっこいい〜。

「涼介くんお待たせ。」

『あ！有岡さん！』

「って事なんで諦めて貰っていいですか？」

ﾓﾌﾞ「あ〜つまんね」

そう言ってナンパ男は消えていった。

『見てたんですか？』

「今着いたんだよ。遅れてごめんね」

めっちゃ嘘。
ちゃんと一連の流れ見てましたよ〜

『そーなんだ！でも、思ったより早いですね！こうちゃんが前に有岡さんは遅刻魔だって話してたから遅刻してくると思ってました(笑)』

「薮ちゃん、なに余計なことを。」

『それより！早く服屋さん行きましょ！』

「そうだね。今日はよろしく！」

『はい！よろしくです！』

それから服屋に行き服をお互いに買ってご飯を食べてとプラン通りに進んで行った。

時刻も夕方になり、そろそろバイバイかなと思いながら帰りたくない気持ちが募っていく。

『有岡さん、この後はどうしますか？』

涼介くんが座っていて俺が立っている状態だからめちゃくちゃ上目遣いで聞かれた。

もうここまで来たら当たって砕けろだ大貴！

「よかったら俺の家来ない？」