ラブフェチ (ページ2)

今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:12,672 hit

・ページ2

実を言うと俺は付き合ったことがない。
正確には真剣に付き合ったことが無いのだが。

女性が嫌いな訳では無い、友情の方を大事に生きていたらみんなが可愛いという女性を見てもなんとも思わなくなった。

まあ、学生時代は告られたら付き合うを繰り返して生きていた。

付き合った女たちは口を揃えて「ほんとに私の事好きなの？」と言って泣きついてきた。

別に好きじゃないし、めんどくさいと思うように付き合うことをやめたのだ。

そんなこんなで、社会人になっても恋愛をせず生きていた俺だが、どうやら涼介くんに一目惚れしたらしい。

自分から好きになったことなんて1度もなかったので焦っている。

そもそも、男だし。先輩の弟だし。てか、高校生ぐらいだと思うし！ダメな恋愛じゃないのか？

　

『料理出来てるので早く上がってください！』

いや、やっぱり可愛い。めちゃくちゃ笑顔で話しかけてくれるし、、。

hk「涼ちゃんの手料理ガチで美味いから｣

なんかすごい光くんにマウントとられた気がするけど今の俺には涼介くんしか見えていない。

yb｢とりあえず手洗ってリビング行くか」

薮ちゃんに続いて手を洗いリビングに着くとテーブルいっぱいに料理が置いてあった。

めちゃくちゃ美味そう。

yb「さすが、俺の弟！」

『うるさいな〜』

yb「お酒も頼んでおいたけど分かった？」

『俺を何歳だと思ってんの！21歳ですけど！』

「え、20歳すぎてたの」

『有岡さんまで、、。確かに見た目は見えないかもですよね』

やべ、びっくりしすぎて声に出てた。

「いやいや、可愛さが強すぎて若く見えたんだと思うから！」

in「案外大ちゃんの方が狙ってそうだな」

yb「あ〜り〜お〜か〜」

やばい。バレた。
でも、3歳差なら高校生じゃないし、犯罪にも何にもならない！

『はいはい！お酒もしっかり買えてるから！』

hk「とりあえず座らせて貰おう」

yb「それじゃあ皆飲み物持って〜」

「カンパーイ！」