Oh my brother!【R.N】 (ページ18)

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・〈side REN〉ページ18

家族になる5人＋1人ってゆう異色のメンバーで始まった食事も、俺とAさんは半分心ここに在らず状態やったけど、幸せ感丸出しの二人と始終ニコニコしてる大毅さんのお陰で、気まずい雰囲気にならんまま食事は終わり。

Aさんの彼氏は気を利かせたのか、早々に帰り支度を始めて。

Aさんは斗真さんのスーツのジャケットを斗真さんに着せると、下まで送ってくると言った。

「また30分ぐらい帰ってこーへんで」
「大毅うるさい」

にひひひと独特な笑い方の俺の兄になる人は、怪訝な顔をしてる俺を見てまた笑った。

「いっつも斗真くんを駐車場まで送ったら全然帰ってこーへんねん。始めの頃心配なって降りて行ったら、車の後部座席で喋ってたわ。」

「ほんま仲ええわ、あの二人」とビールを一口飲むその顔は、心底嬉しそうで。

「大毅…さん？も、斗真さんのこと好きなんですね」

「大毅さんとかやめてやー！なんか痒いわ！

でも急にお兄ちゃんとか兄貴とか呼ぶんもなんか恥ずかしいよな？俺はええけど！」

「そーっすね笑じゃあ、大毅くんでいいですか？」

「おー、ええよ！廉！」

ニカッと眩しい笑顔を見ると、自然とこっちも笑顔になる。

俺、この人好きやなぁ。

なんもまだ知らんけど、直感的に、兄になる人がこの人でよかったなと思った。

「あ、斗真くんな？うん、めっちゃ好きやで！
高学歴で仕事もバリバリできるみたいし、ごっつイケメンやし、やけどめっちゃ気さくでおもろいし優しいし、ほんま完璧やねん！はよ姉ちゃんと結婚して、ほんまの兄貴になってほしいわぁ～」

「…そーなんすね」

オーラからして、『出来る大人の男』って感じやったもんな。

20歳になったばっかりの俺とは、正反対の人や。

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作者通ります～

一週間ぶりの更新、すいません！私生活がバタバタしておりました；

毎日は難しいかもですが、これからはちょくちょく更新していきます^^

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