マイハニー 2 【吉沢亮】

守りたい ページ7

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社長に事情を話しこの件は脅迫行為として警察に通報する事になった。当分の間仕事は誰かしらと行動を共にし、相原さんに送り迎えをしてもらう事が決定し、1人にならないことを義務付けられる。


そして、亮にはこの事を話さないでくれとお願いした。でも、彼に対する恨みを持っていることもありマネージャーの鶴橋さんには話をするということで今日は解散となった。





「A、立てる？」

『相原さん。私、当分家に帰りたくない……』

「じゃあ、泊まる？私の家に」

『いいの…？』

「吉沢くんに会いたくないんでしょ？貴方、今のままだったらすぐ彼にバレそうな顔してる」

『……そんなに酷い顔してる？』

「とっても(笑) 社長には話をして、1週間貴方は北海道ってことになったの。仕事は全部キャンセルしたから問題無いし、私もその間は仕事が無いしでヒマなのよ。相手してちょうだい？笑 それに、私の家なら彼にも場所はバレないでしょうし」

『何それさすが社長(笑) …じゃあ、お邪魔してもいい？』

「当たり前でしょ！1週間できちっとカタをつけてあげるから、それまでは私と羽根伸ばしましょ(笑) 何なら本当に北海道行く？」

『それもいいかも…(笑)』

「写真集の写真を勝手に撮るわけにはいかないけど、口実作りにはもってこいじゃない？うん、決まり！北海道行きましょ！」

『相原さん楽しそう(笑)』




こういう時こそ楽しまなきゃ！なんて笑う相原さんに釣られて笑顔になる。ありがとう、と言えば貴方を守るのも私の仕事と頭を撫でられ、つい涙腺が緩んでしまった。

こうやって周りの人達に守られている今だからこそ、私に出来ることがしたい。亮を、私の大切な人達を、守りたい。









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