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光「あ、これ伊野尾ちゃんが買ってたんだけどいいや。あげる」






A「え、いいの?………ありがと」







ん、と差し出されたカフェオレを受け取って、遠慮なく口を付けると




さすが幼馴染み!なんて笑いながら、自分もカフェオレに口を付けて、思い出したように口を開いた。








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光「そういやアイツ、模試の結果良かったらしいね?」








A「ああ………うん。すごく頑張ってたよ」








………………アイツ。




また思い出して暑くなる頬を隠すように、カフェオレを流し込む。









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光「Aちゃんがご褒美にケーキ買ってきてくれた〜って、自慢げに話してきてさ。



アイツすぐ調子乗るから……あんま甘やかさないで?(笑)」







はは、と笑いながら話す八乙女くんに、つられて口角を上げる。









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光「今までどんな塾通っても全然伸びなかったらしくて。




Aちゃんが教えるようになったら効果的面、すげえよ」









A「そんなこと………涼介くんが頑張ったから、」







そうかあ?なんて嬉しそうに微笑む優しい目元。



…………本当のお兄さんみたい。









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A「……………ねえ、八乙女くん」







光「んー?」








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A「思春期の男の子って、分かんないね」







ぽつりと零すと、少し目を見開いた八乙女くんが楽しげに身を乗り出した。









光「え、何なになに……………もしかしてコイバナ?」







A「いや…………違うけど」









楽しそうな顔で聞いてきた八乙女くんが、一転してえーっとつまらなそうに口を尖らせた。







光「コイバナかと思ったじゃーん。






………………あ、伊野尾ちゃん発見」









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光「まあね、分かんないね思春期は。でも難しく考えすぎんのも良くないんじゃない?





あ、俺は別に良いと思うよ?…………じゃあね」









意味深に笑った八乙女くんが、席を立って慧ちゃんの元に歩いていった。









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A「あっ……………もう、」









違うって言ってるのに。









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夢美 - すっごいおもしろいですよ!大変だと思いますけど無理しない程度に更新頑張ってくださいませ!凄くこのお話大好きデス! (2017年5月22日 22時) (レス) id: 547aff41c6 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPっ子 - 私的にいのちゃんと付き合ってもしいなぁ〜(・o・)これからも頑張って下さい! (2017年1月14日 21時) (レス) id: f317dd3713 (このIDを非表示/違反報告)
咲密 - お話の作りがお上手で大好きです! (2017年1月14日 20時) (レス) id: 3a74ab0a8d (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - この小説大好きです!!これからもがんばってください!! (2016年12月28日 21時) (レス) id: ed0e5b805a (このIDを非表示/違反報告)
蘭蘭蘭世 - ちゆうさん» ほんとですか!!やった〜(*^^*)嬉しいです! (2016年12月21日 23時) (レス) id: e905434a85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゆう | 作成日時:2016年11月23日 20時

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