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光｢………！まじで、！！｣
私の返事を聞いた八乙女くんが、勢い良く顔を上げる。
A｢うん……慧ちゃんの言う通り、今後のためになると思うし。
私で良ければ｣
光｢全然！助かる！！ありがとう｣
慧｢やったじゃん光〜。俺のおかげだね、ラーメンでいいよ｣
楽しそうに肩を揺らしてお礼を求める慧ちゃんにも｢サンキュ…！｣なんて素直にお礼を言う八乙女くんを見て、
少しでも力になれるといいなって。
…………………思ったんだけど。
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A｢……………………｣
光｢…………｣
涼介｢………………｣
目の前の勉強机に肘を付いてこちらを向くのは、私が勉強を教えるはずの山田涼介くん。
正座して座る私の隣には、同じく正座して背筋を伸ばした八乙女くん。
八乙女くんに誘われて、その日のうちに涼介くんのお家に連れてこられた私だけど
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｢あら！この方が家庭教師のお姉さん？
これで涼介も少しは点数アップするといいんだけど……よろしくね？｣
歓迎してくれたのは、優しそうな、綺麗なお母さんだけで、
当の本人はというと
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涼介｢…………光くん、俺家庭教師なんて頼んでないよ｣
光｢いや、だからさ……教えてもらってみろよ｣
涼介｢………別に1人で出来るし、｣
光｢模試20点の奴が何言ってんだ……｣
涼介｢………それ言うなって｣
さっきからずっとこの調子。
どうやら家庭教師の話は、涼介くんのお母さんと八乙女くんしか知らなかったらしく。
確かに、いきなり家庭教師とか言って知らない人を連れてこられても困るだろうなあ………
うまく、行くといいんだけれど。
小さな言い合いを続ける八乙女くんと涼介くんを見て、小さなため息が漏れた。
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夢美 - すっごいおもしろいですよ！大変だと思いますけど無理しない程度に更新頑張ってくださいませ！凄くこのお話大好きデス！ (2017年5月22日 22時) (
レス) id: 547aff41c6 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPっ子 - 私的にいのちゃんと付き合ってもしいなぁ〜(・o・)これからも頑張って下さい！ (2017年1月14日 21時) (レス) id: f317dd3713 (このIDを非表示/違反報告)
咲密 - お話の作りがお上手で大好きです! (2017年1月14日 20時) (レス) id: 3a74ab0a8d (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - この小説大好きです！！これからもがんばってください！！ (2016年12月28日 21時) (レス) id: ed0e5b805a (このIDを非表示/違反報告)
蘭蘭蘭世 - ちゆうさん» ほんとですか！！やった〜(*^^*)嬉しいです！ (2016年12月21日 23時) (レス) id: e905434a85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゆう | 作成日時：2016年11月23日 20時
