戦車道 ページ12
椿「うん。あんな子供っぽくない会話を続けるよりも
外で遊んだ方がまだ子供の私達は楽しいんじゃないかと思って。」
直哉「そうそう。あんなの何も楽しくないじゃん。それにそんな畏まった喋り方しなくてもいいよ。なんか気持ち悪いし」
私の考えにお兄ちゃんも乗ってくれるが、後半の発言はちょっと失礼なんじゃないか……。そう思っていたその時、みほが致命的な一言を言った
みほ「わかった。でも外に出てなにをするの？」
直哉＆椿「「……あっ」」
外に出ても何かすることがあったかな？
直哉「そうだな………“アレ”に乗せる？」
椿「アレって？」
直哉「トーリスリッターに。」
椿「名案かも！二人共私のお兄ちゃんの乗機に乗りたくない？」
まほ「乗機？」
直哉「フフフ。外に出て体を動かさないとね。それとさ君達のお気に入りの場所に連れてって貰えないかな？」
まほは不思議そうな顔をしながら
まほ「お気に入りの場所…か？」
椿「うん。私達はこの辺のことは知らないし何より遊びながらの方が二人のことを知れると思ってね？」
直哉「うんうん。俺達もっと二人の事知りたいんだ。だからお願い？」
愛「わたしも二人の事もっと知りたい！」
まほとみほはお互い不思議そうな顔をしていた2人だが、次第にクスクスとお互いに笑っていた
まほ「たしかにいい考えだな、じゃあトーリスリッターに乗って行くとしよう」
それで俺達はトーリスリッターに乗り込んだ。乗るのは合計5人で多いが子供っていうのもあって、無事に全員乗れた。
ちなみにトーリスから降りて見る熊本の景色はとっても綺麗だった。
俺達は西住達がよく行く駄菓子屋さんでお菓子などを買い2人がよく遊ぶ公園へとやってきた。そこで俺達は話や他愛ない遊びなどをした。ふたりとの会話はさっきまでのような感じではなく自然体で話していた。ちなみに愛とみほはボコの話で盛り上がっていた。
皆夢中になって遊んでいると空が赤くなってきたので
西住家に帰ったら母親2人がて迎えてくれた。俺はさっきのような楽な話し方ではなく敬語で謝罪をした。
椿「すみません、自分たちはまだ子供なので外で体を動かした方がいいかなっと思って外出してました」
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作者名：竈門政宗 | 作成日時：2021年10月5日 8時
