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ホソクくんが結婚なんて言い出したのは、正直驚いた。
でもそれと同時に、自分の考えが甘かったことに気がついた。
ホソクくんが好きだって、自分の気持ちに気付いたらそれしか考えられなくなって、その先のことなんてこれっぽっちも頭になかった。
私にはテヒョンがいる。
ホソクくんがそんな私を好きだと、そしていつかは結婚したいと言ってくれたということは、テヒョンの父親になる覚悟もあるってことなんだろう。
その覚悟もなくそんなことを口にするような軽率な人じゃないことはよく分かっていた。
HS「その時まで俺、何年でも待ちます」
今すぐにと言わなかったのは、きっとジンくんとのことがあるからだと思う。
ホソクくんを好きになっても、ジンくんを忘れられるわけじゃない。
すごく自分勝手だと思うけど、ホソクくんはそれほどまでに私の気持ちを大事にしようとしてくれている。
そんな彼が、痛いほどに愛おしいと思った。
「……ありがとう、ホソクくん。ホソクくんを好きになってよかった」
HS「…っ、そんなの、今言うのずるいです」
「私もホソクくんに冷められないように頑張らなきゃね」
HS「冷めるわけ、ないのに」
手を口元に当てて、恥ずかしがりながらも少し怒ったようにそう言うホソクくん。
そんなホソクくんが可愛くて、ふふっと笑みが漏れた。
そこにちょうどブランコに飽きたらしいテヒョンがやって来て、私とホソクくんの間に無理やり入って座る。
TH「なにおはなししてたの？」
「んー、秘密」
TH「ひみつ？いいなあててもしりたい！」
「だから秘密だってば」
テヒョンの柔らかなほっぺをきゅっと両手で挟めば、タコみたいな口のままずるい、と眉間に皺を寄せるからまた笑ってしまう。
HS「テヒョン」
TH「なあに？」
ひょいっとテヒョンを膝の上に乗せたホソクくんが、柔らかな優しい声で話す。
HS「俺、ママのこともテヒョンのことも絶対幸せにするよ」
TH「しあわせ？…じゃあてても！ままとほそくひょんのことしあわせにするっ」
もう十分幸せだよ、そう心の中で言ったら、ホソクくんも同じことを言っていた。
テヒョン、いつも私の光でいてくれてありがとう。
寂しい思いもたくさんしたよね。
あなたがいつも笑っていられる日々がこれからもずっと続きますように。
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ひなぴ〜 - このお話ものすごくキュンキュンするぅ！これからもガンバってください！ 応援してます！！ (2019年9月28日 22時) (
レス) id: 26489886b1 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - nanatyn27さん» お返事遅くなりすみません！！せっかくフォローして頂いたのに、何も更新していなくてごめんなさい（ ; ; ）フォローありがとうございます（ ; ; ） (2019年9月26日 13時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
nanatyn27(プロフ) - 超今さらなんですが、このお話が急にすごく読みたくなったのでツイッターフォローさせていただきたいので許可お願い致します泣 @___tae178cm です！ (2019年9月22日 14時) (レス) id: 9661676326 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 凛音さん» 全てが温かい凛音さまのコメント…ありがとうございます（ ; ; ）そういえば私、自分で書いときながら結婚まで2年くらい間があったことすっかり忘れてました（笑）貴重なご意見ありがとうございます(*^^*) (2019年7月26日 22時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - はおぺんさん» わあもったいないお言葉です……ありがとうございます（ ; ; ）私も3歳児テテお気に入りです（笑） (2019年7月26日 22時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru
| 作成日時：2019年3月12日 20時
