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この子が大学時代から接点も会うこともなかった俺のことを何年も好きでいてくれたように、俺もきっとそんな状況でもAさんを好きでいるんだろうなって、そう思ったから。
それにここで俺がその子の気持ちに応えるのは、本気で気持ちを伝えてくれたその子に対しても失礼になる気がした。
HS「えっと…ありがとう。びっくりしてなんて言っていいか分かんなかったんだけど、」
ああ、こんな時に実感するなんて最低かもしれないな、俺は。
HS「俺も、すごく好きな人がいるんだ。たぶん何年経っても好きな人。だからその……ごめんね。でもすごく嬉しかった」
「っ…、そう、ですよね。いきなりすみませんでした」
もうこれ以上何も言わないで、と言うように彼女はすぐに立ち去ってしまって。
あ、と引き止めるように無意識に伸ばされた手をそっと下ろした。
JM「…ヒョン、かっこよかったですよ」
隣を見れば、そうジミンが目を細めて笑っていて、何がだよとふっと息をついた。
なんかそれらしいこと言ったけれど、それであの子は少なからず傷ついたはずだし。
……振られる辛さは俺もよく分かってるから。
HS「…でも、これで俺も決心着いた」
やっぱり俺はAさんじゃなきゃだめなんだって。
何度振られたって、気持ちを伝えたい。
JM「…そっか。ヒョンファイト！俺も1回振られたくらいで諦めるのは早いと思ってましたよ！」
HS「あ、やっぱり振られたの気付いてた？」
JM「当たり前です。もうヒョンは分かりやすすぎて顔で喋ってるようなもんですよ」
なんだよそれ、とジミンのもちもちの頬を引っ張るけれど、もうさすがに否定できなくて俺も笑った。
特に俺を昔から知ってるジミンには隠し事なんか出来る日は来なさそうだ。
Aさんに会いたい。
そうは言っても、何度も一緒に出かけたりしていたくせに、俺たちはお互いの電話番号すら知らなかった。
なんとなく踏み込めなくて聞けなかった連絡先を、聞いておけばよかったとひどく後悔した。
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ひなぴ〜 - このお話ものすごくキュンキュンするぅ！これからもガンバってください！ 応援してます！！ (2019年9月28日 22時) (
レス) id: 26489886b1 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - nanatyn27さん» お返事遅くなりすみません！！せっかくフォローして頂いたのに、何も更新していなくてごめんなさい（ ; ; ）フォローありがとうございます（ ; ; ） (2019年9月26日 13時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
nanatyn27(プロフ) - 超今さらなんですが、このお話が急にすごく読みたくなったのでツイッターフォローさせていただきたいので許可お願い致します泣 @___tae178cm です！ (2019年9月22日 14時) (レス) id: 9661676326 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 凛音さん» 全てが温かい凛音さまのコメント…ありがとうございます（ ; ; ）そういえば私、自分で書いときながら結婚まで2年くらい間があったことすっかり忘れてました（笑）貴重なご意見ありがとうございます(*^^*) (2019年7月26日 22時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - はおぺんさん» わあもったいないお言葉です……ありがとうございます（ ; ; ）私も3歳児テテお気に入りです（笑） (2019年7月26日 22時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru
| 作成日時：2019年3月12日 20時
