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TH「あはっ！たかーい！！」
HS「おー、手離すな離すな、ヒョンが怖い」
帰りの電車の中、Aさんに抱かれてずっと寝ていたテヒョンは、それまで目をこすりながら歩いていたのに駅の近くに公園を見つけた途端パッと目を輝かせた。
そしてショーの時にしてあげた肩車が気に入ったのか、早速してしてとねだられて。
だけど怖いもの知らずのテヒョンはすぐに手を離したり体を揺らしたりするから俺の方がヒヤヒヤしてる。
「こらテテ、離したら落ちちゃうから！」
そしてそれはAさんも同じ。
むしろAさんの方が、テヒョンが落ちても受け止められるように身構えてて落ち着かないみたい。
「ごめんねホソクくん。きつくない？」
HS「大丈夫ですよ、テヒョンも楽しそうだし」
まあ全く疲れないかと言うと嘘になるけれど、テヒョンがしてほしいだけしてあげようと思っていた。
だって肩車なんて女の人にはそう簡単に出来ないだろうし、もしかしたらテヒョンは肩車してもらったのが初めてだったのかもしれないと思ったから。
TH「ほそくひょん！」
HS「ん？どした？」
それまで大きな声であれこれと喋っていたテヒョンが、不意に俺の耳元に口を寄せて、小さな声で俺の名前を呼ぶ。
TH「テテね、かめんらいだーになりたい！」
そしてこそこそ話をするように声を潜ませてそう打ち明けるテヒョンに、思わず笑みが漏れた。
ショーの影響を受けたんだろうけど、テヒョンの中に夢が芽生えたらしい。
HS「そっか、テヒョンならなれるよ。…あーでも、ママの言うこと聞かない人はなれないかもなぁ」
TH「！！…きく。テテおりこうさんだよ」
HS「そうだな、テヒョンはおりこうさん」
そう言えば、テテひとりであるける、とあっさり俺の肩から降りて。
別に乗っててよかったのに、とおりこうさんの意味を少し履き違えたようなテヒョンに小さく笑った。
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haru(プロフ) - すーさん» そうなのですね(;o;)わたしはまだ独身のぺーぺーなのですが…そう言って頂けて嬉しいです。わたしもホソクくんめちゃくちゃ欲しいです！！笑 (2020年8月11日 9時) (
レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 理緒さん» わーーすみませんコメントに気付いていなくてお返事が大変遅くなりました（ ; ; ）愛されるテテちゃんを意識して書いたのでそう言って頂けると嬉しいです(*^◯^*) (2020年8月11日 9時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 私も一人親で、子供が寂しくないよいようにと、仮面ライダーショーとか、戦隊ショーに何度か連れて行ったの思い出して、思わず感情移入(ToT)あ〜私もホソクくん欲しかったぁ(笑) (2020年8月11日 2時) (レス) id: 794e25742d (このIDを非表示/違反報告)
理緒(プロフ) - テテが可愛すぎます！また作品楽しみにしていますね！ (2020年5月31日 15時) (レス) id: 6939d6db70 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - かおすさん» そんな！恐縮です（ ; ; ）ありがとうございます！頑張ります（ ; ; ） (2019年2月24日 23時) (レス) id: 88b5764800 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru
| 作成日時：2019年2月13日 20時
