番外編 ページ35
さー展開がどんどん怪しくなってきましたね
ですので一寸息抜き
*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「可愛いよ〜エリスちゃん!Aちゃん!」
そう言いながらポートマフィアの首領、森鴎外は天使の格好と悪魔の格好をした二人の幼女の写真を撮る
「似合うわねA!」
「……悪魔……嬉しい」
小さな羽を揺らしながら歩くその様は日頃の冷徹さを忘れる程愛らしい
「今日は色んな人が(私の命令で)エリスちゃん達にお菓子をくれるから言っておいで。ちゃんと“トリックオアトリート”と言うんだよ?」
「トリックオアトリートね!」
「とりっくおあとりーと……」
「んん!そうだよ」
一瞬変な声を出しながら首領は二人を見送る
「先ずはチュウヤ達の所に行きましょう!」
そう言ってAの先生である太宰と中也のもとへ行く
________
「トリックオアトリート!」
「とりっくおあとりーと……です」
「おや……可愛い天使と悪魔だ」
そう言って太宰は金平糖を刺し出す
「はい、お菓子だよ」
「ああ……ハロウィンか……ほらよ」
そう言って中也も金平糖を渡す
Aは普段光の無い目をキラキラと輝かせて貰った金平糖を見る
「次はコウヨウのところよ!」
そう言ってAを引っ張って執務室を目指した
_________
「トリックオアトリート!」
「とりっくおあとりーと」
「おやおや、可愛らしいのう」
「とてもお似合いですね」
偶々其処に居た広津さんも紅葉姐さんも微笑ましげに二人を見て
「トリートじゃ」
「では私も……」
そう言って高そうな金平糖をAに渡す
「……何時もよりいい匂い」
「ふふふ、其方のために用意したものじゃ、気に入ったらまた買ってやろう」
「ありがとう……ございます」
そう言って四つの金平糖を眺めるA
「ねぇねぇ、私にも言ってみて」
そう言われてAは頷き
「トリック、アオ、トリート!」
「ふふふ、はい、あげるわ」
そう言ってこれまで貰った金平糖を渡す
「だ、ダメですよ……これだったらエリスお姉さんの分が」
「私はいーの」
そう言ってにっこり笑う
________その頃
「……おや、これは」
“HAPPY HALLOWEEN、A”
そう書かれた箱の中には大量の金平糖
宛先は書いては居なかったが森は微笑みながらA達の寝るベッドの近くにその箱を置いた
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リュカ(プロフ) - げっかじゅうさん» 本当ですか!もし可能なら私のボードで違い人に説明しているので良かったら見てみてください。参考になるか不安ですが…… (2019年11月17日 18時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
げっかじゅう - イメ画を描いてみたのですがどう送れば、、 (2019年11月17日 14時) (レス) id: c10d1d2bf8 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 桐箪笥さん» 大丈夫ですよ〜ありがとうございます (2019年11月7日 6時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
桐箪笥(プロフ) - すみません、どう3人が成長がではなくどう三人の関係がでした… (2019年11月6日 19時) (レス) id: c5094549cd (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» ありがとうございます!頑張りますね〜 (2019年11月6日 19時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年10月19日 12時