【文スト】その幼女、実は______

姉妹 ページ18

Asaid

ゆっくり目を開けると

金髪で青色の目のエリス様が居た

「あ、リンタロウ！Aが起きたわ」

「おや、おはよう。気分はどうだい」

「此処は……」

「君は泣き疲れてしまって寝てしまったのだよ。中原君が運んでくれたのだよ」

そう言われて辺りを見る

エリス様の寝る場所だった

「申し訳ありません」

「謝らなくて良いのだよ。さ、起きた所悪いけどエリスちゃんと一緒に寝る時間だよ」

そう言われてエリス様がベッドに入ってくる

広いベッドは私達二人なんて余裕で入る

「一緒に寝ましょう」

「はい、エリス様」

そう言えばエリス様は不服そうに頰を膨らます

「私とAって髪の色似てるでしょ？私達は姉妹なのよ！」

そう言われて髪を弄る

これまで外見をあまり気にしたことがなかった

「……エリス、お姉さん？」

「そうよ！私がお姉さんよ」

エリスお姉さんは嬉しそうに微笑む

「ああ！可愛いよ！エリスちゃん！Aちゃん！」

「キモイわリンタロウ」

そう言ってエリスお姉さんがお父様を追い出す

「さ、寝ましょう」

そう言って手を繋ぐ

「……はい」

そう言って握り返し、目を合わせて笑い合った

ふわふわのベッドは私を直ぐに夢を見せた

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