１１話 ページ13
暫くすると、中也ちゃんが重傷を負って運ばれてきた。
『あー、やっぱり行って中也ちゃんかばった方がよかったかな？それか、白髪の少年一発殴ってきた方がよかったかな．．．。でも中也ちゃん手ェ出すなって云ってたし、後で嫌われるのは嫌だなぁ。まず、ＧＳＳが存在するからこんなことになったんだ。存在しなけりゃ羊が手を組むことにはならなかったのに。』
緑谷〇久並みにブツブツ云ってると、肩をたたかれた。
．．．叩かれた？
『って、太宰さん！』
「へぇ。そっちが素なの？」
『ア』
芥川設定忘れてたー！！
やばいやばい、ええと、
『僕は元々此の話し方だ。』
「嘘でしょ。」
『はい、嘘です。』
あっさりと白状したって？
だって笑顔が怖いんだもん。もう、この人が魔人で良いと思う。
彼は一層笑みを深めて云う。
「如何して騙したの」
ヒィィィ！
クエスチョンマークが無い！
そのとき、私の脳内にある一文が思い浮かんだ。
【太宰の敵の不幸は、敵が太宰であるということ。】
はっきりとは分からないけど、こんな感じの文章だったはずだ。
なんにせよ、意味は同じだ。
私の気持ちはただ一文で終わらすと、【あ、終わった。】だ。
もう、あきらめてすべて話そう。
『騙す心算は無かったんです。ちょっとしたノリで．．．。ただ、演技を信じてくれる太宰さんに向かって「実は演技でした」云える訳無いじゃ無いですか！』
太宰さんの顔が赤くなるのが分かる。
純粋に演技を信じてしまった己が恥ずかしいんだろう。
十五歳の太宰さん可愛い！！
私の方が精神年齢は上だけどそんな事云える筈もないから一応さんを付ける。
『あの、気分を害してしまったのならすみません。』
「やめて。」
『へ？』
「その、へりくだるような言い方やめて。僕の補佐なんでしょ？これから宜しく。」
『いや、でも、補佐なら尚更．．．』
「や、め、て」
『あ、はい。じゃなくて、うん？』
「何で疑問形なの．．．」
タメで合ってたらしい。
「あ、それから蛞蝓と会うのもやめてね」
『いや、ハッキング指導係だからそれは無理なお願いですね、じゃなくて、だね。』
「香川、生意気」
『こればかりは森さんと交渉したから太宰さんにも譲れませーん！』
「．．．そんなに中也が好きなの？」
『もっちろん！(文ストのみんな含めて推しとして)大好き！』
彼女は気づいてなかった。
それじゃ、告白だぞ。
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ゴーゴリンゴ - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2022年8月13日 19時) (
レス) @page29 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者)シグマ君は私の精神安定剤 - ええええええ！何でこんな此れから良い所☆みたいなとこで更新停止になるかなああああああああああ‼‼‼作者さん！ Please come back‼‼‼‼‼ (2022年7月25日 22時) (レス) @page29 id: 1595fb6da3 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 私もテストいやだぁぁぁあああ！！！お互い、頑張りましょう・・・ねぇ・・・！！！ (2020年9月28日 1時) (レス) id: da4fd86884 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - かおるん(薫)好き… (2020年9月12日 17時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - スイさん» ありがとうございます！！これからもっとシリアルが登場します((( (2020年9月10日 17時) (レス) id: d7cde5f55c (このIDを非表示/違反報告)
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