【月島蛍】生徒会長とヘッドフォン男子

☆番外編1☆ ページ10

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-ガラガラガラ-

学校帰り。下駄箱から流れる箱たち。。







「.....。」


『 ....そんなに、、それ全部バレンタイン？』


「....たぶん。毎年迷惑なんだよねぇ。好きでもないやつにもらっても嬉しくないし。」


『 ...モテる人は言うことが違うね。』


「...いる？」


『いらん。しっかり持って帰ってよ？学校で捨てるとこないし。 』







こんなに置いてかれても困る。

チョコレートの数はクラスの人だけでなく、

下から上まで。宛名をみるだけでわかる。

コイツこんなにもてんの？

性格悪いのに。ムカつくのに。






「今変なこと考えたでしょ。」


『 別に？』


「...あ、そ。あ〜まぁ、君はあげる人いなさそうだね。」


『月島に関係ないでしょ。 』


「まぁ、そうだけどさぁ。」





そういうと月島は空を見上げてなにやら考えている様子。

というかなんで。。

なんだかんだコイツと話してる時間多い気がする。





「あ、そうだ。」




にっこり微笑んだと思えば私を見て

“ このあと ひま？ ” と一言。

別に生徒会はないけどとこたえると、





「ちょうどいいや、ついてきて欲しいとこがある。」









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