【月島蛍】生徒会長とヘッドフォン男子

☆11☆ ページ15

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あの手紙がきてから数日たった。

特に何かされたりすることもなくいつも通りの毎日。






先生「お前はほんっと真面目だよな...まぁ、先生としては嬉しいけどさ。」


『それって褒めてますか？』


先生『 褒めてる褒めてる笑笑』






“それじゃ、、これよろしく”

トンっと渡されたのはチェックが終わった数学のノートたち。

私は生徒会の他にクラスの委員長もやっているから

大体こういう仕事は私。





先生「 あ、そうそう。次の授業で使う、デカいものさし持って言っといてくれ。総合室にあるから。」


『はーい。』





良いように使われてるな〜と内心思いながらも、

頼まれたことはしっかりとこなしたい性格の私は、

“ 総合室 ” と書かれた教室前に来た。





『よいしょ。』




ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗとドアを開けて中に入ると、

物置きのように色んなものが乱雑に置かれていた。

パッとみた感じないなーなんて思いながら、

手に持っている数学のノートを適当な場所に置く。




『あー、、ホコリっぽい。』




ｶﾞｻｺﾞｿと周りを探すが見当たらない。

パッと上を見上げると、

自分の身長よりも高い工具棚の上にものさしが置いてあった。









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