☆番外編3☆ ページ12
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『 確かに美味しそうだけれども。。』
「奢ってあげるからさぁ、そんな眉間にシワよせないでよ。」
『 .....はぁ。まぁ、許す。』
目の前にはたっぷりの生クリームがのった、
それも大きいいちごがゴロゴロ入っている、
ボリューム満点のショートケーキがある。
その隣にはストレートティー。
『 いただきます...』
「....っ。やっぱり噂通り。」
『 ！！美味しい！！こんなの初めて食べた！』
「ﾌﾟﾌﾟｯ...くくくっ」
『 なに！？何がそんなにおかしいの！』
「いや、君ってそんなに笑うんだね。いつも注意してるときしかみないからさ」
『 私だって笑うときくらいあるし。』
「あ、そ。」
そのままお互い無言になって
ショートケーキを食べ続ける。
そういえば...いや、考えるまでもないけど、
男の子と2人でっていつぶりだろう、、
ほぼ初めてな気がする。
月島にムカつきながらも、
心のどこかで居心地がいい気がしている。
「....生徒会長。」
『な、なによ 』
メガネの奥から見える瞳が私をじっと見つめて離さない。
変に緊張してしまう。
「クリーム。ついてる。」
そういうと私の口元を拭う月島。
急な(？)出来事に私の思考回路は止まる。
大きく目を見開いてぱちぱちしていると、
「君も、可愛いとこあるんだね(笑)」
『 ....な！』
意地悪そうに口元を上げ、
ニヤリと笑う月島。
その表情に胸が弾んだことは心の奥に隠した。
-ｶﾗﾝｺﾛﾝ-
「今日は付き合ってくれてありがと。」
『 別に？ケーキ美味しかったし。こちらこそ、ごちそさま。』
「じゃ、また明日。」
バレンタイン。
久しぶりに楽しんだ気がする。
きっと月島なりに、いつも気を張っている私に気を使ってくれたのだろう。
優しいとこも.....あるかも...しんない、そう思った。
〜番外編 Fin 〜
(本編とは関係ありません)
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わらびもち(プロフ) - 有栖さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！ (2021年5月3日 4時) (
レス) id: d642ccc118 (このIDを非表示/違反報告)
有栖 - この作者様の月島くん凄い好きデス！ (2021年4月15日 21時) (レス) id: 470cf32f58 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - 麗さん» ありがとうございます！訂正します (2021年3月15日 16時) (レス) id: d642ccc118 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 15ページ 持って言って の 言って は 行って ではないでしょうか？ (2021年3月15日 15時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
y - 夢主ちゃんの真面目月島が最高です！これからも頑張ってください (2021年3月3日 20時) (レス) id: 218b1181fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらびもち | 作成日時：2020年1月13日 0時
