【菅原孝支】幼馴染の女子。 (ページ3)

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幼馴染 2 * ページ3

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ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

『はーい！！』

「よっ！」

『孝ちゃん！おはよう！！』

毎日Aと一緒に登校してる。

小さい頃からずっとそうだ。

別にAが朝苦手とかそういうんじゃないけど、

俺がそうしたいからそうしてるって話。

俺の気持ちを知ってるのは大地と旭くらいかな。

「今日はまたすごい寝癖だな(笑)」

『そーなの！！直しても直してもはねちゃうの！！』

あははと笑う彼女。

そんな笑顔が好きなんだ。

なんで気持ちを伝えないかって？

それは幼馴染だから。

“ 幼馴染 ” という壁は大きい。

ここを超えてしまったら、

色々と崩れてしまうんじゃないかと。

「おはよ～大地。」

澤「おはよう、スガ、A」

『おはよー！大ちゃん！』

そう、俺らは同じクラス。

席も隣同士。

『孝ちゃ～ん、お願い！今日だけ！』

「それ、何回も聞いたんだけどな～(笑)」

澤「といいつつ、スガは甘いからみせてやるんだろ？」

「ま、まぁな(笑)」

『ありがと～！！さっすが孝ちゃん！！お礼は任せといて！』

「期待しとくよ。」

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