【月島蛍】年上のメガネ先輩 ２

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(研磨 side)





慌てて先生の元へいくA を横目に、

月島をみる。


分かりやすいな。月島は。

Aのことが好きなのがバレバレ。

今日も目で彼女を追っていたからすぐ分かった。


だから月島をみてフッと笑ってみると、

予想通り眉間にシワを寄せて不機嫌な表情になる。





「......わざわざ探しにまで来て、そんなにAのこと好きなの。」


「別に。先生が呼んでいたからです。」


「嘘つかなくていいよ、おれには分かるから。まぁ、おれからしたら嘘ついたままでいいけどね。おれはAが好きだよ。」




おれが好きだよというと、、

ほらまた。嫌そうな複雑な顔をしている。




「告白。しようと思ってる。」


「.......っ。」


「何か言いたそうな顔してるけど。なに。」


「孤爪さんには渡しません。じゃ。」




そういうと月島はスタスタと体育館の方へ戻って行った。

やっぱり。Aのこと好きなんだ。




「........渡しません...か。」




最初に会ったときからずっと涼しい顔していたけど、

あの焦った表情。。



ここからだね。









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