・捌 ページ9
.
「炎の呼吸....壱ノ型....」
「不知火!!!!」
やはり。
一瞬にしてその鬼は塵となった。
大した鬼ではなかったな!
『ほんもの。。。』
「うむ。」
怖かったのか、彼女は俺の方をみて
ポロポロと涙を零している。
しかし、あの木刀1つで良くあそこまで。。
一体何者なんだ。
「怖かったであろう。よく、ここまで耐えてくれた!君があそこまで鬼の体力を減らしてくれていたお陰で倒すことができた!感謝する。」
自分でも理解ができない。
何故だか体が動いたのだ。
優しく抱きしめていた。
だが、彼女は俺を押すと自分の頬を抓り出す。
『....いたい...夢じゃ....ない?』
その姿をみていると先程は気が付かなかった
違和感に気がついた。
今までにみたことが無い格好をしている。
ここの者ではないことがわかる。
では何故俺の事を知っている?不思議で仕方がない。
「今気がついたのだが、妙な格好をしているな!!どこから来たんだ!?それに俺の名前を知っているようだったが。」
『えっとその...』
どう言おうか考えているのだろうか。
瞳をキョロキョロと動かし考えているのが分かる。
無理にとは言わんが、気になる。
胸の当たりがこう...なにか違和感を感じる。
「言いにくいのであれば聞かないが、君の家がわからん!教えて貰えないだろうか?また鬼にでも会ったら大変だからな!!送ろう!!」
『......信じてもらえないかもしれないです』
「うむ。それは聞いてみないとわからん!!ぜひとも、話してほしい!」
彼女はゆっくりと口を開いた。
.
209人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルナ - 分かりました。 (2021年1月11日 1時) (レス) id: ab6c835388 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ルナさん» 申し訳ありませんが、別の作品を書き終えたらという形になります。リクエストは頂きましたが、まだ検討中です。 (2021年1月11日 0時) (レス) id: d642ccc118 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - すいませんひとつリクエストしたんですけどまだですか? (2021年1月11日 0時) (レス) id: ab6c835388 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ルナさん» 続編は考えてなかったのですが、少し考えてみますね! (2021年1月9日 17時) (レス) id: d642ccc118 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - ひとつ変えていいですか?舞台から数年たって桜寿朗さんと交際を始めたというのをお願いします。 (2021年1月9日 17時) (レス) id: ab6c835388 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わらびもち | 作成日時:2020年12月5日 23時