・参拾捌 ページ47
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私は煉獄さんとの思い出の場所。
桜の木がみえる山に行くことにした。
あ
あの時は煉獄さんに連れてきてもらったため、
場所が分からないからスマートフォンで
めちゃくちゃ検索した。細かく。
『......ここだ。』
自宅よりも近い距離にあって、
思ったよりも高い山ではなかったことから、
準備して見に行くことにした。
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『....ついた。。』
あの時、煉獄さんとみたのと変わらない景色。
とても綺麗な桜の木々が見渡せた。
ヒラヒラと舞う桜の花びら。
実は煉獄さんとみにきたあと絵を描いた時に、
もう1枚、煉獄さんの横顔と桜の木を描いていた。
いつ現代に戻ってきても思い出せるように。
夢ではなく現実だったんだよ、と。
〜〜〜 ヒュウ
その時、優しい風が私を包み込んだ。
煉獄さんにお姫様抱っこをされて連れてきて貰った時のように。
『........煉獄さん?』
優しく桜の木が揺れる。
あの時揺れていた煉獄さんの髪の毛のように。
『煉獄さん、私舞台で夢だった鬼滅の刃に出演することが決まったんですよ。それも煉獄さんに近い柱の甘露寺さんの役なんです。私嬉しくてっ!煉獄さんを思い出して頑張りますね!応援していてくださいっ!』
煉獄さんが愛しいと言ってくれた私の笑顔。
桜の木、空に向かって私は微笑んだ。
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ルナ - 分かりました。 (2021年1月11日 1時) (レス) id: ab6c835388 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ルナさん» 申し訳ありませんが、別の作品を書き終えたらという形になります。リクエストは頂きましたが、まだ検討中です。 (2021年1月11日 0時) (レス) id: d642ccc118 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - すいませんひとつリクエストしたんですけどまだですか? (2021年1月11日 0時) (レス) id: ab6c835388 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ルナさん» 続編は考えてなかったのですが、少し考えてみますね! (2021年1月9日 17時) (レス) id: d642ccc118 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - ひとつ変えていいですか?舞台から数年たって桜寿朗さんと交際を始めたというのをお願いします。 (2021年1月9日 17時) (レス) id: ab6c835388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わらびもち | 作成日時:2020年12月5日 23時