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前ページにてペアの方を
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着いた先は小学校。どうやらこの小学校は校内で児童が失踪するという事件が起こっているらしい。五条先生が言うには、自然発生した呪いによるもののようで。二人の子供が呪いに拐われている、というのが今の状況。
「闇より出てて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」と五条先生が発言すると共に辺りが夜になっていく。───そう、これが帳。
「 そんじゃ、くれぐれも死なないように 」
�犹爐覆覆い茲Δ豊甞里�に先生はそう言った。乙骨くんは帳から出ていく五条先生を見て何か叫んでいるようだった。五条先生の「死なないように」という台詞に疑問でも持ったのだろう。分からないけど。
直ぐ様、私達は呪霊を祓うことに取り掛かる。真希ちゃんと乙骨くん、パンダを置いて私と狗巻くんは学校の中へと入って行く。とはいえ、先に歩いて行った狗巻くんに付いて行っただけですけどね。
「 …… 」
『 …… 』
うん、知ってた。
狗巻くんは呪言師だから語彙を絞っている。私は耳が聞こえないせいで言葉を喋ること自体が上手く出来なくて、喋ることなんて滅多にない。そんな二人に会話が生まれるはずがない。仲良くなりたい気持ちはあるのに、行動に起こせないのが私の欠点。
『 ！！ 』
呪霊の気配が近くなってきたことにいち早く気付いた私は、先に進んでいた狗巻くんの服を引っ張った。いきなりのことに目を見開いた狗巻くんだったけど、私の表情を読み取ったのか察してくれた。
「 ツナマヨ 」
現れたのは3、4級程度の呪霊が3体ほど。狗巻くんは口を覆っているから何を言っているか私には分からない。だけど、狗巻くんが私が前に進むのを手で静止していることからこの呪霊は狗巻くんが祓うということが認識出来た。
ここは大人しく後ろに居よう。私は一歩下がった。狗巻くんは、口元を覆っていたマフラーを下にやった。私は初めて、狗巻くんの口元を見た。
「 爆ぜろ 」
呪霊が一気に爆発して居なくなっていく。は、ぜ、ろ。はぜろ。……爆ぜろ？と、私はワンテンポ遅くなったが狗巻くんの言ったことを初めて認識出来るようになった。口元が覆われていないからだけど。
『 (……凄い、) 』
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続く (更新停止中)
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コッペパン - 続きが楽しみです！ (12月3日 17時) (
レス) @page8 id: 071b6dfe6b (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - 続き、見たいです！楽しみにしてます！ (7月24日 10時) (レス) @page8 id: cc2cb59dcf (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - めっちゃ面白いです！応援してます！頑張ってください！ (2021年1月30日 22時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
- - 雪さん» ありがとうございます嬉しすぎます(;_;)本当は消そうか迷っていたんですが、更新頑張ろうと思えました！これからもこの作品をよろしくお願いします！！ (2021年1月24日 16時) (レス) id: ab9546930a (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 最初だけでもうすごかったです…。神作見つけちゃったって思いました。狗巻君好きなのでこんなすごい作品見つけられて嬉しいです！これからも応援します！更新頑張ってください！ (2021年1月23日 18時) (レス) id: 4418d8f22d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：- | 作成日時：2021年1月23日 17時
