憂鬱です４ ページ5
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「とりあえず、この島はもうこの子の捜索が始まってるはず。この船が見つかるのも時間の問題よ。今すぐこの子を降ろしてここから逃げましょう！！」
オレンジ髪の女性がルフィさんに詰め寄る。黒スーツの男性は「２人で逃避行しよう♡」とまたもやわたしの手を取った。
「ん〜〜〜〜〜〜…」
「早くしなさい彼女は天竜人よ！？」
ルフィさんは頭をかきながらこっちを見た。わたしは黒スーツの男性に手を握られながらルフィさんを見つめ返した。
『嫌だ。ルフィさんと一緒にいたい』
心の中でそう思って。
「おい、お前の名前なんだ」
「え？あ、…………Aです。」
ルフィさんは真剣な表情でわたしを見つめてから数秒後。わたしに向かって満面の笑顔を浮かべた。
「A！！！！ 俺と一緒に来るか！！！？」
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「「「えーーーーーーーっ！？！？！？(本日2回目)」」」
「そこは降ろすとこでしょバカ！」とオレンジ髪の女の子がルフィさんに怒鳴ってる。他の船員さんも驚いていた。でも、
「はい！！！！！わたし、ルフィさんと一緒にいたいです！！！！！」
恋はいつでもハリケーンって、聞いたことある。
＊ ＊
「ふっざけんなルフィ！こいつは天竜人だぞ！？」
船が出港してからも、船上は荒れていた。と言ってもルフィさんは笑ってるし、サンジさんというらしい黒スーツの男性は、相変わらずこちらにすり寄ってきた。
「なんだよゾロ。こいつが海賊になりたいって言ってんだから別にいいだろ？」
「な〜？」と笑顔を向けてくるルフィさんにわたしはメロメロで、すでに一緒にいれる幸せを噛み締めていた。
「よくねえ！！天竜人は海賊になれねえだろ！お嬢様のワガママを聞いてる暇はねえぞ！」
「おい！Aはもう海賊だ！！」
「そうです！それに、どうしてわたしが天竜人だとダメなんですか？わたし、皆さんに悪いことした覚えありません、、」
急にその場がしんとして、みんなが困惑したような顔でこちらを見る。
「お前、なんも知らねえの？天竜人が何者なのか」
「え？」
「まじかよ…」
ウソップさんは頭を抱えた。「な！」と言ってルフィさんはわたしの背中をたたく。
わけがわからずにいると「A、聞いて。」とオレンジ髪の女性が真剣に語り出した。
───── それは、わたしの知らない” 天竜人 ”の話だった。
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地味って便利 - 夢主ちゃんめっちゃかわいくて好きです！にこにこして読んじゃいました。書いてくれてありがとうございます！ (2020年4月17日 22時) (
レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)
サユ - すごい面白いです！夢主が可愛くて可愛くて笑それにルフィ落ちはあんまりないので嬉しいです！応援しています！ (2019年12月16日 16時) (レス) id: dd1e24ee28 (このIDを非表示/違反報告)
るべ(プロフ) - hiyori082158さん» 読んでくださりありがとうございます！わたしも書いてる身ではありますが、同じ悩みを抱えております(;o;)ルフィ落ちの小説増えてほしいですね。。 (2019年8月18日 2時) (レス) id: 0dfd8e2243 (このIDを非表示/違反報告)
るべ(プロフ) - akithin.さん» ありがとうございます嬉しいです！！更新がんばります！これからもよろしくお願いいたします(^^) (2019年8月18日 2時) (レス) id: 0dfd8e2243 (このIDを非表示/違反報告)
るべ(プロフ) - ゆえりぃとさん» いつも読んでくださりありがとうございます(;o;)そして、天竜人の喋り方について教えてくださりありがとうございます！単行本を読み返さずに書き走ってしまったので、とても助かりました。。訂正いたしました！ (2019年8月18日 2時) (レス) id: 0dfd8e2243 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るべ | 作成日時：2017年6月17日 22時
