もうお前らのこと信用してねぇからww

もう居ない ページ17

莉犬side

まだ外は少し暗く

本の少し明るくなりかけた頃

なーくんにリビングに集まるように言われた

俺は顔を洗ってリビングへ向かう途中

なーくん以外のメンバーに廊下で会った。

「「あっ…」」

ジェルくんはぼさっとしてる

目の下にくまがある

眠れてないのかな

他の３人はどこか気まずそうにしている

顔を見合わせて自然にリビングへ歩きだす


ななもり「あっ。。皆…」

ななもり「えっとねお話なんだけど」

Aちゃんは部屋に引きこもってるのかな…

きっと今日行ってしまうんだろう



ななもり「まず、ジェルくんと莉犬くんの、ね」

そういって渡されたのは赤い鍵付きの箱だった

ジェルくんにはオレンジ

「こ、これは？」

ななもり「うん。。中身はAからの…手紙らしいんだ」

「ら、らしい？」

ななもり「開けることができたのはさとみくんだけで、、」

さとみ「……」

「って、何で急に手紙？Aちゃんは？」

ななもり「あぁ、、二人はまだ知らなかったね…」

ななもり「この家にAはもう居ないんだよ」

「え…」

居ない？

何を言っているの？


ななもり「さとみくん、、暗証番号なんだったの？」

さとみ「えっと、 0224 でした」

ななもり「誕生日…？」



俺はためしに

0524

ｶﾁｬ…

「あ、あいた…」

皆も試してるみたい

恐る恐る

箱をあける

そこに入ってたのは１枚の紙で…

読んでみると目からまた涙が溢れる

Aちゃんは…

もうここに居ないんだ…

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