《あんスタ》キスをされたら・・・ゲームオーバー!?

ステージ15 ページ20

貴「はあっはあっ。疲れだ〜」




ゆうくん大丈夫だったかなー？
いや、大丈夫なわけないか･･･








？「こんな所で何をしているんだ？」



少しずつ、息を整えている私のすぐ後ろから声が聞こえ、私はつい身震いをした。









貴「うわぁっ！？って、千秋先輩？」


そこに居たのは千秋先輩。
急に話しかけられたもんだからビックリした･･･
元気だな〜先輩。笑顔が眩しい･･･




千「大分息を切らしているようだか、大丈夫か？」







貴「あっ、大丈夫じゃないけど大丈夫ですー」



千「そうか！なら良かった☆」




何も良くないと思うけど･･･
なんかこの笑顔見てると落ち着くな〜
和む･･･






泉「A〜！！！どこ〜？今度こそ逃がさないから〜大人しく出ておいで〜？」




うげっ！？
瀬名先輩だ！しつこいなー
私を探してるって言うことは、もうすでにゆうくんは･･･








なんか、ご愁傷様です･･･




貴「すいません、はあっ。先輩･･･私逃げなきゃ･･･はあっ」




千「逃げるって、セナからか？だが、見たところAは走れる状態ではなさそうだが･･･？」




千秋先輩の言うとおり。
今の私は立つので精一杯です。

あー体力が無いって怖いわー




でも、ここで捕まったらゆうくんの命が無駄になっちゃうから！！！(注：彼は生きてます




貴「逃げなきゃ･･･」





泉「A〜？早く出てこないと食べちゃうよ〜♪」



やっぱり！！！間違いない･･･
やつは私を殺るつもりだ！




声もだんだん近づいてきてるし･･･




貴「それじゃあ先輩。私、もう行きますね！」






そう言ってえっちらおっちら歩きだそうとした私だが、千秋先輩の「待て！」という一声で動きを止めた。




見るとそこには、しゃがんで私に背中を向ける千秋先輩が･･･





エ゛ッ・・・






千「乗れ！俺がAを助けてやろう☆」




いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや！！！！！
何ゆってんすか！？正気ですか！？


「早く！」と急かしてくる千秋先輩･･･







まさか、この私に先輩の背中に乗れ･･･っと！？





そのころ･･･失神して倒れているゆうくんが、A達がいる場所から少し離れた廊下で見つかったそうな･･･


改めて、ご愁傷様です･･･







[作者の１人言]

やっぱり千秋君と言ったらおんぶだよね･･･
されたいな〜( ･_･)...

ステージ16→←ステージ14

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す