普段の君は (ページ4)

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あまりにも私がキミの事を見たものだから、キミは少し困惑しつつ、

ut「僕の顔になんかついてる…？」
って聞いてきた。

私も目を奪われた事に自分が自分にびっくりして

A『う、ううん。なんでもない、ごめん』

と言うとキミは、

ut「？あ、隣なんだし自己紹介するよ！」
「僕の名前は鬱島大っていう。皆から鬱先生って呼ばれてる！」

A(鬱先生かぁ…いいあだ名だな、、)

ut「キミの名前は？」

A『あぁ、私の名前は宮川A。あだ名は特に無いかな…？』

ut「Aちゃんか！可愛い名前やな！」

A(いきなり名前呼び！？！？)

ut「もしかして名前呼び嫌やった…？」

A『っ！そんな事ない！』
　 (いきなり過ぎて心臓に悪いわ)

ut「良かったぁぁぁ、新学期早々女子に嫌われたら心臓持たへんもん…」

A(前から思ってたけど鬱島くんあざとい系か？？)

ut「なんか悩み事あるん？」

A『へっ？いやいやいや、何もないよ？』

ut「それなら良かったんやけど、、凄い考え事してるような顔してたからさ…！」

A『あ、あぁそういうことね…ww』
　『気にしないで！！』

ut「まぁ、これから同じクラスでよろしく！」

A『よろしく、、！』

A(え、まって。私もしかして鬱島くんに心開いちゃってる！？)

鬱島くんは女の子の扱いに慣れているのかな？

たった10分しか話していないのに何故か安心感があるな_ _ _ 。

『今、キミに心を奪われました。』ﾎﾞｿｯ

ut「Aちゃん今なにか言った？」

A『ううん。気にしないで』

そういったと同時に新しい担任が教室に入ってきた。

先生「おーい、静かにしろー」
　「今日から一年間君達の担任の○○○だ。よろしくな」
「これからホームルームを始める」

ーーーホームルーム終わりーーーー

先生「今日は始業式だったからこれで解散だ。気をつけて帰れよー」

生徒「さようならー」

どんどん皆が帰っていく。私もゆっくり帰る準備をしていると

ut「じゃあ、Aちゃんまた明日！」

と言ってダッシュで帰っていった

A『また明日って私も言いたかったな…』ﾎﾞｿｯ

これまで一人だった私に学校に来る楽しみが出来ました。