恋柱の継子はキミが好き (ページ21)

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炭治郎Side

Aさんにこれまであったことをすべて話した

真剣に聞いてくれた

いつも笑っている彼女だけどこういうときはすごく真面目で関わりやすい

『我慢しなくていい』

と言われたので俺はさっそく

善逸や伊之助みたいに呼び捨てで呼びたいと言うと

彼女はすぐに許可してくれた

これだけでとても緊張していた

すると

『私も竈門くんじゃなくて炭治郎で呼ぶね』

と言われ

急に顔が真っ赤になったのが分かった

全然名前を呼び捨てされるのはいい

俺もなんでこんなに緊張していて顔が真っ赤になっているのか分からない

なんて嘘だ。

この理由がわかっている

だからアオイさんに

「熱はない」

と言うと

俺の顔を見たあと

「頑張ってください」

そう言われた

アオイさんは人の事をよく見ている

俺の本当の気持ち気づかれたのかな

でもまだ“好きになる”には早すぎる

出会って一ヶ月

俺は笑顔の素敵な優しい君を好きになった

ーーーーーーーーーーーーーー

夢主side

アオイちゃんが部屋から出てきたので

私が部屋に入った

炭治郎はいつもの顔に変わっていた

少しまだ顔は赤いけど

『ほんとに大丈夫？』

そう聞くと

竈門「うん、全然どうってことない」

『よかった！でも無理しちゃだめだからね！』

と釘を刺しておいた

炭治郎は笑ってくれた

やっぱり炭治郎の笑顔は明るくて__だな。

ーーーーーーー夜ーーーーーー

あれから二人が帰ってきてご飯を食べた

皆で食べるご飯は美味しかった

今日は色々あったので早く寝ることにした

私は片手の骨折だし何故か治るのが極端に早いから明日は皆の手伝いでもしようかな

まだアオイちゃんに止められそうだけどね

ーーーーーーー朝ーーーーーー

私は1番先に起きた

丁度6時だったので皆を起こそう

まずは伊之助くん

『伊之助くん！起きて！』

全く起きない。もう置いておこう

次に善逸くん

『善逸くん！そろそろ起きて！』

善逸「うわぁぁぁ！突然大きな声出さないで！」

『善逸くんこうもしないと起きないでしょ！』

次は炭治郎

…を起こそうと思ったけど寝顔を見ると起こしたく無くなる

スヤスヤと寝ているのがなにかかわいい

そんなことを考えながら顔を見ていると

突然炭治郎が目を開けた

バッチリ目があった

『うわぁぁぁぁ！』

竈門「突然叫んでどうしたんだ？」