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横を見ると善逸くんが薬を飲みたくないとごねていた


竈門「善逸!飲まないと治らないじゃないか!」


『そうだよ、善逸くん!あーあ、この苦い薬飲んでるとこみたらかっこよくて好きになっちゃうかもー』


と変な芝居をしてみた


善逸「飲みます」


すぐに引っかかってくれた


案外引っかかるものなんだなと思っていると


ガラガラ


村田「お前ら大丈夫か?」


那田蜘蛛山で一緒に戦った村田さんがお見舞いに来てくれた


『村田さん!わざわざありがとうございます!』


竈門「村田さんこそ大丈夫ですか?」


村田「怪我は大丈夫だけど、お前(竈門)の事で蟲柱様に色々聞かれて怖かっ…」


村田さんが愚痴っていると後ろから静かにしのぶさんが来た


村田さんは気づいてないようで


『あ、あの村田さん…』


竈門「う、後ろに…」


村田「?」


胡蝶「あら!私のお話をしてくれていたんですか??」


しのぶさんは口だけニコニコして話しかけてきた


明らかに怒っている


村田「蟲柱様…!?き、気づきませんでした〜!じゃあな!」


村田さんは逃げるように帰っていった


それが面白くて竈門くんと目を合わせて笑ってしまった


すると


胡蝶「Aさん、少しお時間いいですか?」


としのぶさんに呼ばれたので


『はい、大丈夫です!』


と返事し、ついていった


さっきの診察室に連れられ、対面に座った


『話と言うのは…?』


胡蝶「単刀直入に言うとAさんには特別な能力があります」


『特別な能力?』


胡蝶「はい、この話は師範の甘露寺さんと一緒に…」


しのぶさんがそう言いかけた途端


甘露寺「しのぶちゃん!ごめんなさい!待たせたかしら!」


胡蝶「いえ、大丈夫ですよ。甘露寺さんも来たので続きを話しますね」


師範がやってきた。師範はこの話の事を知っているのだろう


胡蝶「Aさんには敵の弱点が分かるという能力があると思います」


敵の弱点…?


ふと思い出してみる


那田蜘蛛山ではたくさんの蜘蛛がいた


そこで集中すると頭の中に水の映像が流れた


伊之助くんが獣の呼吸を使うより竈門くんが水の呼吸を使うほうが明らかに敵にダメージが入っていた


頭の中で流れた映像


それは敵の弱点となる呼吸だろう


頭の中で流れた映像の呼吸を使える剣士を早く現場に送ることが出来るだろう


今思い出したことを全てしのぶさんと師範に話した


胡蝶「やはりそうでしたか」

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作者名:るぅか。 | 作成日時:2022年2月20日 20時

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