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しばらくたくさんの蜘蛛鬼を倒しながら来た
でも子供のような蜘蛛鬼は倒せていない
さっき大きな蜘蛛鬼を倒したからだいぶ疲れが出てきた
しかしどんどん鬼の気配は強くなっている
『竈門くん、ここ…』
竈門「特に鬼の匂いが強い。」
伊之助「鬼の頸なんか斬ってやるぜ!」
『ちょっと伊之助く…』
そこにはさっきの子供の鬼が居た
鬼「なぁんだ。もう来たんだ、でも僕と家族の絆は引き裂けないよ」
すると奥から女性の蜘蛛鬼が来たが、その鬼は頸が斬れていた
鬼「累、ごめんなさい!お姉ちゃんちゃんと鬼狩り殺してくるから許して!」
子供の鬼は累っていうのか
累「君達も見たでしょ?僕達家族の絆」
竈門「そんなものは絆と言わない!」
累「うるさいなぁ…まあいいや、死んで?」
子供の鬼は蜘蛛の糸を大量に出してきた
それも普通の蜘蛛の糸じゃない。
赤い蜘蛛の糸だった
普通には斬れない。呼吸を使わないと…
『恋の呼吸 参の型 恋猫しぐれ』
呼吸で糸を切り、近づいたときに気づいた
『竈門くん、伊之助くん…』
竈門「どうしたんですか!?」
『あの鬼、下弦だ…』
伊之助「おい、嘘だろ…」
癸の私達に下弦の鬼の頸を斬れる?
いや、斬る。
師範に誓ったんだから
『二人共!私が鬼の糸を斬るから近づいて頸を斬って!』
伊之助「任せろ!俺様に出来ないことはない!」
竈門「分かった!蜘蛛の糸にも気をつけて!」
私は蜘蛛の糸を斬っていった。
どんどん蜘蛛の糸が硬くなっている気がする
累「ふーん。やるじゃん。でもこんなもんじゃないよ」
そういった瞬間
竈門くんを囲うように真っ赤な糸が出来た
『しまった…!』
蜘蛛の糸が竈門くんに当たる前に斬れるか…!
あの糸はかすっただけで血が出る。
あんなのが当たったらサイステ先輩になってしまう…
距離的にはもう届かない
せっかくできた仲間を…
そう思っていたら
蜘蛛の糸の間からかすかに
禰豆子ちゃんが箱から出てきているのが見えた
竈門「禰豆子!!」
気がつくと禰豆子ちゃんを始めてみたが可愛かった
今はそれより禰豆子ちゃんは手足が千切れている
竈門くんは急いで影に禰豆子ちゃんを運んだ。
累「その女は妹か…?」
竈門「だったらなんだ!」
累「感動した!これが絆…その妹を僕にくれ!」
竈門「あげるわけないだろう!」
累「その妹くれたら命だけは助けてあげるよ」
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作者名:るぅか。 | 作成日時:2022年2月20日 20時