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『お母さんっ!お父さんっ!起きてよ!!』
「そこにいるのは女かぁ?若い女は美味いからなぁ」
あれは何?
人間じゃない
怖い、
助けて、
???「ちょっと!可愛い女の子を泣かせるなんて最低よ!」
そこにはピンクと黄緑色の髪の毛のかわいい女性が刀を持って私の前に来た。
そして、
???「壱の型 初恋のわななき」
そういうとさっきまで居た気持ちの悪いナニカはバラバラになって消えた
訳も解らなかった。天を仰いでいると
???「せっかくかわいいお顔が傷で台無しよ…隠の人達が来るから安心してね」
といい、その場を去ろうとした。
私はつい
『た、助けてくれてありがとうございました!!』
と大きな声で叫ぶとその女性は少し驚いて
私を撫でてくれた。
???(なんてこの子はかわいいの!!必死にお礼を言うために叫んでくれて!)
私は思わず泣いてしまった。怖くて怖くて仕方なかったけどこの女性が撫でてくれて心が安心した。
女性は
???「どうしたの!泣いてるのも可愛いけどとりあえず貴方も怪我してるから一緒に蝶屋敷に行きましょう!」
と言われ、ちょうやしき?って言うところに連れて行かれた。
そこではにこにこした女性が治療してくれた。
その女性が言うには
「街はオニのせいでボロボロになってしまったので今日はここで寝てください。」
と言ってくれた。
確かにここに来る途中街はボロボロで、家も崩れていた。
だから寝させてくれるのはとてもありがたかった。
オニとは何なのだろう
そんなことを気にしながらベットに寝ているとさっきの助けてくれた女性がいた。
その女性はやっぱり刀を持っていた。
とある話を思い出した。
昔おばあちゃんから
「最近はオニがよく出る。だからAも気をつけるんだよ」
『オニ?怖い?』
「オニは人を食べたりしてとっても怖いんだよ。でも安心しなさい。鬼狩り様が助けてくれるはずだよ。」
『鬼狩り様?』
「鬼狩り様は刀を持っていてオニから私達を助けてくれるんだよ」
『鬼狩り様か!!かっこいい!』
「いつかAも皆を守るんだよ。」
『うん!いつか鬼狩り様になってオニを退治する!!』
そうだ、思い出した。
この人達はおばあちゃんが言ってた鬼狩り様…
私もさっきの女性みたいに人を守りたい…!
私に力があれば倒せたのに…
『あ、あの!』
???「あら!どうしたの?」
『私を弟子にしてください!!』
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作者名:るぅか。 | 作成日時:2022年2月20日 20時