FUNK JUNGLE short storiez 4

#Until_it_becomes_my_baby ページ15

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J「俺ももっと早く出れれば、

PEARLの位置に行けたのにな〜。」



「ないよ。」



J「キッパリ言うよね〜。」



MW「(笑)」



B「なんかさぁ、PEARL心当たりとかねぇの？」



P「なんの？」



B「PEARLには懐くの早かったじゃん。」



「…そうだっけ。」



B「ずっと俺気になってたんだよ

なんでPEARLだけに懐いたのか。」



J「好きになられた理由的な？」



B「そう。」



P「…ん、まぁ、あるっちゃある。」



J「あるんだ。」



B「あんのかよ。」



P「Bとは違うとこ、１つだけ。」



B「なんだその言い方、うぜぇな。」



MW「(笑)」








……………



……



…



.









今から5年前。



AがMIGHTY WARRIORSに入ったばっかの話。








P「なぁ、B。」



B「ん？」



P「何者なんだよ、アイツ。」








ICEが連れて帰って、



俺らの仲間となったAは、無表情で無口で、



いつも何を考えてるかわからないやつだった。








B「わからねぇ。

調べようとしたけどなんも出てこねぇんだよ。

情報がなさすぎる。」









“A” という情報しかないコイツを、



周りは “黒猫” と呼んで恐れたが、



同じように俺らも、Aを恐れていた。








P「………」



「何。」



P「…別に。」



「………」外へ出る








目が合えば睨まれ、話しかけても喋らず、



すげぇ無愛想なやつだったけど、







「(バイクで走り去る)」



P「………」







たまに見せる寂しそうな目が



俺は気になってしょうがなかった。







9「PEARL、どうした？」



P「…いや、なんでもねぇ。」









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