#Say_you_want_me_too ページ7
.
「……ッあ……ん…はァ……んぅッ…」
繋がった場所から広がり、
身体中に広がっていく快感に導かれて、
本能のままに動く度、唇から零れる甘い声が、
ベッドの軋む音と淫らな水音に混じる。
「…PEARLッ……」
ねだるように呼びながら両手を差し出すと、
PEARLが目を細めてその手を握り返す。
PEARLは逸る自分を押さえて、
Aの動きに合わせるように時折腰を突き上げたり、
前後に揺すったりして、
快感に溺れるAの姿に見惚れていた。
P「…A……」
自分を呼ぶPEARLの声と、
優しく頬を撫でながら見つめてくるその熱い眼差しが
さらに身も心も追い上げ、昇らせていく。
「…んんぅッ……ぁあッ……ッ」
身体がフワリと高みへ昇っていく感覚。
息が弾み、零れる声が切れ切れになる。
だが、
いつもなら一気に昇り詰めるところに辿り着けない。
「…PEARL……もぅ…ダメッ……」
ペタリと腰を降ろして動きを止めてしまったA。
発散しきれない熱が篭もって身体が疼くのだろうと
察したPEARLは、グッと腹筋に力を込めて上体を起こした。
P「いい子だ、よく頑張ったな。」
息を弾ませている華奢な身体に腕を廻して抱きしめると、
額に、瞼に、頬に、鼻先に、
チュッチュッと小さな音を立てて口付けた。
.
#Say_you_want_me_too→←#Say_you_want_me_too
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rabyy
| 作成日時：2020年1月26日 4時
