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「ん〜！おいしい！！」
「俺にもちょーだいよ」
「んぁぁかわいい！いっぱいあげる！！」
北斗に頂戴って言われて断る人なんているの？
こんな可愛いのに？
いや、いるわけないでしょう。
もぐもぐと食べる姿を横で見ていたら
見すぎ、って睨まれた。
「ほ、ほくちゃんっ……つつつついてるよお口に、！」
「ん、ほんと？」
「やだかわいい…お姉ちゃんが取ってあげ…」
「もう取った」
「あーーーーー！！！」
「そんなことさせるかよ」
残念、私の夢は叶わず。
北斗が口に付けるなんて珍しいのに！！
「ねぇねぇ何かゲームもしようよ！」
「うん、楽しそう」
「あ、でもやっぱりまだ食べ足りないな…」
「ったく…どっちでもいいよ(笑)」
面倒くさそうにしながらもなんだか北斗も楽しんでくれてて、そんな姿が見れて私も嬉しいよ。
こうやってたくさん屋台を回って、
北斗とおいしいものも食べられてすごく幸せ。
「あ、そろそろ花火の時間」
「はなびっ…待って、んっ、みたいみたい！」
「ちゃんと飲み込んでから話して？」
いつの間にかそんな時間になっていたらしく、北斗に連れられて歩いていくと人もあまりいないところへとたどり着いた。
「すごい、ほくちゃんこんなとこ知ってたの？」
「まぁね、ゆっくりできていいでしょ？」
「うん！見やすそうだし楽しみ！」
２人で腰掛けて、そろそろかなぁって花火を待つ。
隣を見れば北斗が空を見上げててとっても可愛くて、
ついつい見とれちゃう。
北斗は、いつまでこうして私の隣にいてくれるだろう。
恋人同士じゃあるまいし、
ずっと私だけのほくちゃんじゃないのに。
そう思ったら、せっかくのお祭りなのに少し寂しくなった。
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hiina(プロフ) - しゅーさん» そう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございます！ (2020年8月19日 22時) (
レス) id: c45b4442a4 (このIDを非表示/違反報告)
しゅー(プロフ) - すっごく面白くて高速で読み終わりました(笑) (2020年8月19日 16時) (レス) id: 4afded020b (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - FONさん» 遅くなりまして申し訳ないです！！嬉しいお言葉ありがとうございます〜(泣)これからちょこちょこ書いていくかもしれませんのでよろしければ見てやってください！！ (2020年6月3日 12時) (レス) id: c45b4442a4 (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - この話凄く好きです！！！完結なのでしょうか？良ければ続き書いていただきたいです！！応援しています！ (2020年1月30日 3時) (レス) id: 18b5a124bd (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - ぐみさん» 北斗くんに彼女疑惑！みたいなお話を後々書こうと思っていますのでそちらに慎太郎くんも登場させますね！コメントありがとうございます、頑張ります！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2019年5月6日 22時
