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「ほくちゃん、お腹空いた？空いたよね？」
「そうだね、お昼だし」
「そうでしょ！お姉ちゃんがなんか作ってあげるよ！」
「ほんと？料理だけは上手いよね姉ちゃんって」
そうです、こう見えて料理とかしちゃうんです私。
いいお嫁さんになれると思うけどどうかしら？
私が料理に目覚めたきっかけは、何の気なしに作ったご飯を北斗がおいしいおいしいって食べてくれてその笑顔が嬉しかったから。
こんなので笑ってくれるならもっと上達して、もっともっとおいしいもの食べさせてあげたい！って思った。
お母さんにレシピ聞いたりして、学校の勉強はしないくせに料理のことだけは熱心だったなぁ。
「ちょっと寂しいかもしれないけどすぐ作るからね！遊んで待っててね！」
「…俺って姉ちゃんの子どもだっけ？」
キッチンへ行く前に北斗にぎゅってして
頭をポンポンってしてパワー注入。
されるがままのほくちゃんったら、とってもかわいいの。
キッキンに立っていざやるぞ！ってとき、
LINEが１件の着信を知らせてきた。
「もしもし？」
『あ、A？』
「なにたろちゃん」
『え！？何その呼び方初めてなんだけど！』
「そうだっけ？」
慎太郎って呼ぶのが面倒くさくて何となく出てきちゃったけどかわいいよねたろちゃん呼び。
「わたし今忙しい！」
『え、そーなの？ごめん。なにしてんの？』
「デート！！」
『え、デート、…え！？』
「今一刻も早くやらなきゃいけないことがあるからじゃあね！」
『え、はや！ちょっ、誰とデ…((ﾌﾟﾂｯ
あ、なんか途中で切っちゃったけど慎太郎だしいっか。
とにかく私はお腹を空かせた北斗にご飯作らなきゃいけないからごめんね！！
その後何件かLINEがきてたみたいだけどそんなものには目もくれず。
鼻歌なんか歌っちゃいながらお料理タイム。
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hiina(プロフ) - しゅーさん» そう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございます！ (2020年8月19日 22時) (
レス) id: c45b4442a4 (このIDを非表示/違反報告)
しゅー(プロフ) - すっごく面白くて高速で読み終わりました(笑) (2020年8月19日 16時) (レス) id: 4afded020b (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - FONさん» 遅くなりまして申し訳ないです！！嬉しいお言葉ありがとうございます〜(泣)これからちょこちょこ書いていくかもしれませんのでよろしければ見てやってください！！ (2020年6月3日 12時) (レス) id: c45b4442a4 (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - この話凄く好きです！！！完結なのでしょうか？良ければ続き書いていただきたいです！！応援しています！ (2020年1月30日 3時) (レス) id: 18b5a124bd (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - ぐみさん» 北斗くんに彼女疑惑！みたいなお話を後々書こうと思っていますのでそちらに慎太郎くんも登場させますね！コメントありがとうございます、頑張ります！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2019年5月6日 22時
