＊(Hokuto side) ページ14
.
「あれ！？！？ほくたんがいるー！！！」
やっと職員室から戻ってきたらしく、どうしたの？私に会いたくなったの？って駆け寄ってくる姉ちゃんは今日も脳内お花畑。
「これ、姉ちゃんの教科書。一緒に勉強したときそのまま俺のとこにあったから困ってるかなーって、」
「え！気づかなかったありがとう！愛してるよ！」
最後の言葉はいらないと思うんだけど。
…ってそんなツッコミをしたらまためんどくさいことになるから心の中だけで。
「えへへ、北斗も次の授業一緒に受けてく？」
「なんでだよ」
「Aいつも授業中死んでんだもん、いたほうがいいよ北斗」
「無理」
「あ！そういえばしんたろとほくたん仲良しになったの？お友達増えてよかったね北斗〜！」
俺と慎太郎の間に立つと俺たちの手をきゅっと握ってぶんぶん振り回す。
……なに？これ。
「お前子供か！」
「慎太郎に言われたくない！」
すかさずツッコミに入った慎太郎だけど、
繋がれた手に関してはちゃっかり喜んでるみたい。
姉ちゃんって無意識にそういうことするから厄介なんだって。
無駄にモテないでよほんとに…。
「じゃあ俺は戻るからあとはおふたりで」
「ええぇやだやだほくと〜！！」
「うっ、わぁ…逃げれねぇ、」
慎太郎の手をパッと話した姉ちゃんは、
両手で俺を引き止める。
ごめんて慎太郎、離したくなかったよね、
そんな悲しそうな顔しないで？
はぁ…次の授業が始まるまで、あと2分…
2分！？！？！？
「ちょ、さすがに戻る」
「うぅぅ…」
「姉ちゃんまた俺のとこくるでしょ？あとで待ってるから。ね？」
「ふぇ…待っててくれるの？会いにいくぅぅ」
いや、チョロいな、()
「北斗お前すげぇ！Aの扱い分かってんな！」
「ばいばいほくたぁぁぁん(泣)」
「はいはい、」
そんなふたりを横目に、
俺は無事に教室へと戻れましたとさ。
いや、教科書届けてすぐ戻るつもりがね、
大変だったよね。
北斗だって私一筋だもん…→←男子トーク、ってやつ？(Hokuto side)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 919人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hiina(プロフ) - しゅーさん» そう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございます！ (2020年8月19日 22時) (
レス) id: c45b4442a4 (このIDを非表示/違反報告)
しゅー(プロフ) - すっごく面白くて高速で読み終わりました(笑) (2020年8月19日 16時) (レス) id: 4afded020b (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - FONさん» 遅くなりまして申し訳ないです！！嬉しいお言葉ありがとうございます〜(泣)これからちょこちょこ書いていくかもしれませんのでよろしければ見てやってください！！ (2020年6月3日 12時) (レス) id: c45b4442a4 (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - この話凄く好きです！！！完結なのでしょうか？良ければ続き書いていただきたいです！！応援しています！ (2020年1月30日 3時) (レス) id: 18b5a124bd (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - ぐみさん» 北斗くんに彼女疑惑！みたいなお話を後々書こうと思っていますのでそちらに慎太郎くんも登場させますね！コメントありがとうございます、頑張ります！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：hiina
| 作成日時：2019年5月6日 22時
