第二十一夜 ページ21
「A〜！！」
「あ、カク、久しぶりね。やっと遠征終わったの？」
「そうじゃ！真っ先にAの所に来たんじゃからな！」
シャワーを浴び終えて、部屋で髪の毛を乾かしていたらドアがノックされ、開けるとカクが抱きついてきた。にっこり満面の笑みのカク。
「さあ、寝るぞ！」
「え…あっ。」
私の腕を引っ張って部屋の中に入るカク。キスマークまだ完全に消えてないけど…まあ、いいか。
ベットに押し倒されて、口を塞がれる。ここまではいつも通りだった。
「…A…どういうことじゃ。」
苛立たしげにカクが言う。
「え？」
着るものがなかったから、代わりに着ていたワイシャツをカクがブチブチとボタンごと裂く。抵抗する私の両手首を絡め取って押さえ込む。
「ちょ、カク？！」
露わになる肌をさらに苛立たしげに見つめる彼。長い指が肌をなぞる。
「誰に付けられたんじゃ。これは。」
やっと、キスマークのことを言っていると気がついた。
「え、噂聞かなかった？フクロウさんが触れ回ってだと思ってた…七武海と三大将よ。」
「ワシ以外とも寝ておったのか…。」
「え？ええ。カクもそうでしょ？」
苦しそうに顔を歪めたカク。これからは跡が完全に消えるまでは寝ないようにしよう。
「ごめんなさい、気持ち悪かったかしら。」
「そういうことを言ってるんじゃない。…ワシは、お主以外とは寝んぞ。」
真剣な瞳で言ったカク。
「カク…？」
拘束していた手を解いて、手の指を絡めてくる。耳元に掠れた声で切なげに囁く。
「…好きじゃ…。」
驚きで目を見開くが、すぐにまた、唇は塞がれた。
その夜は記憶が飛ぶほど、激しかった。
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あイカ - 優泡さんへ 私、七武海もCP9も好きなので、どっちも出してくれて有難うございます！夢主ちゃんは色んな人に気に入ってもらっていますねェ…では！ あイカより (2019年8月29日 0時) (
レス) id: 11ab2ddcaf (このIDを非表示/違反報告)
優泡 - かなさん» はじめまして！そう言っていただけて嬉しいです！更新頑張りますね。 (2018年12月24日 20時) (レス) id: 792f1e6fe7 (このIDを非表示/違反報告)
かな - はじめまして優泡さん 小説すごく面白いですね(≧∀≦) 続き楽しみにしてます (2018年12月24日 8時) (レス) id: 69ebbce6f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優泡 | 作成日時：2018年12月6日 19時
