第十八夜 ページ18
何かを諦めたように溜息をついたカリファは、今日は絶対安静よ、と言って仕事に戻って言った。
やる事もなく、ぼうっと天井を見る…と、ドアがノックされる。
「はい、どうぞ。」
「チャパパ、お邪魔するぞ。」
「ああっ、じゃ〜ま〜す〜る〜。」
部屋に入って来たのはフクロウさんとクマドリさんだった。
「フクロウさんとクマドリさんでしたっけ…何か御用ですか？」
「いや、お見舞いチャパ。ずっと話せてなかったからな。」
「ああっ、そ〜の〜と〜う〜り〜！」
サイドデスクに置かれたバスケットはフルーツの詰め合わせだった。
「わざわざありがとうございます…代わりに何を？」
「察しがいいな。お前の情報が知りたいチャパ。」
「情報ですか…大したものは無いですよ？」
「何を言ってるチャパ。2500道力の新人に興味がわかないわけ無いチャパ。」
「…では出来る限り質問には答えますよ。」
「それは誰に付けられたんだ？」
ストレートな質問に溜息をつく。
「鷹の目とサー・クロコダイルと天夜叉よ。」
「チャパ？！？！七武海？！お前本当に何者チャパ？！」
「よよっ、お〜ど〜ろ〜き〜！」
「あ、あと三大将ね。」
「…。」
驚いて口をかばりと開けて固まる二人。
「…あ、ほかに何か質問ありますか？」
「チャ、チャパ…もうそれで十分な情報チャパ。本島に流してくるぞ！」
「いや、え？！」
「ああっ、と〜き〜す〜で〜に〜お〜そ〜し〜！」
すぐに出て行ったフクロウさんを止めることも出来ずに、溜息をつく。まあ、いいか。
「フクロウの奴はどうしたんだ？」
と、言いながらフクロウさんと入れ違いに入って来たブルーノさん。
「フクロウがAさんが倒れたと聞いてな、仕事が一通り終わったから少し顔を合わせに来た。」
「すみません、挨拶もできてなくて…。」
「いや、しょうがないさ。この仕事量だからな。だが、Aさんが入ってくれたから俺たちも幾分か楽になった。感謝している。」
「いえ。」
「これからよろしく頼む。あと、早く良くなるといいな。」
そう言ってクマドリさんと出て行ったブルーノさん。フクロウさんが噂を広めているのだろうな、と思いながら疲れた体を再びベットに沈めた。
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あイカ - 優泡さんへ 私、七武海もCP9も好きなので、どっちも出してくれて有難うございます！夢主ちゃんは色んな人に気に入ってもらっていますねェ…では！ あイカより (2019年8月29日 0時) (
レス) id: 11ab2ddcaf (このIDを非表示/違反報告)
優泡 - かなさん» はじめまして！そう言っていただけて嬉しいです！更新頑張りますね。 (2018年12月24日 20時) (レス) id: 792f1e6fe7 (このIDを非表示/違反報告)
かな - はじめまして優泡さん 小説すごく面白いですね(≧∀≦) 続き楽しみにしてます (2018年12月24日 8時) (レス) id: 69ebbce6f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優泡 | 作成日時：2018年12月6日 19時
