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敵わない ページ36

亜嵐side


HiGH&LOW THE LIVE期間中、TRIBEのお姫さまであるAはまあそれはモテた


いつもAの隣には誰かしら先輩が横にいるし、やっといなくなったと思えば劇団メンバーやEーgirlsのみんなに囲まれている


それくらいここの姫は人気だ


俺らGENERATIONSや後輩のTHE RAMPAGEは残念ながらその様子を見るだけになってしまう


そんなとあるリハーサル後


啓「Aー、ケータリング行こ」


『あ、はい!』


直「A!その後振りの確認一緒にしよ」


『いいですよ!』


いつものようにAはひっぱりだこで、俺もいつものようにその様子を眺めていた


隼「モテるねー、A(笑)」


玲「入る場所ねえじゃん俺ら」


そう言って楽屋に戻っていくメンバー


俺も楽屋戻ってヘアメイクしてもらおうと思って方向を変えたその時、突然視界が真っ暗になった


『だーれだ』


聞き覚えのある可愛い声、手首から香るキツ過ぎない香水の匂い


誰かは一瞬でわかった


亜「A」


『せーかい!』


手を離すと肩からひょっこり顔を出してくるA


亜「啓司さんと直人さんのとこ行かないの?」


『んー、行くけど


亜嵐が寂しそうだったから来てみた』


亜「なにそれ(笑)」


不意打ちの可愛い発言に負け、振り返ってAの頬を手で包んだ


亜「モテすぎなんだよ」


『嫉妬ですかー?』


亜「超嫉妬」


Aは何故か満足そうに微笑むと、自分から顔を近づけてきた


『亜嵐かわいー』


亜「Aがそんなに先輩達とイチャイチャしてんなら俺もE-girlsのとこ行こっかな」


するとAはさらに顔を近づけ、優しくキスしてきた


『行けないくせに(笑)


亜嵐はAの』


そう言ってAは俺の首に腕を回し、何度も角度を変えてキスしてきた


そしてしばらくして顔を離すと、小悪魔顔を浮かべて微笑んだ


『Aのこと好き?』


亜「...死にそうなくらい好き」


次は俺からAの腰に手を回してキスをした


亜「やっぱ敵わねえわ」


『えへへ、


じゃあ啓司さん待ってるから行くね?』


そう言って俺の腕の中から離れるA


若干の名残惜しさを感じたが、久しぶりにAに触れられた嬉しさの方が大きかった


亜「今日も頑張ろうね、舞台裏一緒に撮ろ」


『うん!』


ケータリングスペースまで走っていくAの後ろ姿を眺めながら、やっぱりうちの紅一点には敵わないなと改めて実感しました(笑)

舞台裏動画館 H&L OSAKA DAY1→←・



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なつき(プロフ) - 4thってもう出てます?出てないですよね早く見たすぎて死んでる (2018年3月11日 10時) (レス) id: fd5afe2092 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - また更新始めてくれてとっても嬉しいです!待ってました!ぜひ、4thまで続けて欲しいです! (2017年9月12日 7時) (レス) id: 93a1d2ca40 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 更新楽しみにしてます(´∇`) (2017年8月29日 13時) (レス) id: 3b4082d545 (このIDを非表示/違反報告)
だだ - 読ませていただきました。 更新楽しみにしてます!! (2017年2月4日 17時) (レス) id: 11104a27c8 (このIDを非表示/違反報告)
そら - 初めまして!最初から読んでます! 更新をワクワクしながら待っていて、毎日の楽しみです(^ ^) 頑張ってください(^-^) (2017年1月23日 11時) (レス) id: 06c1d0ff7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るたむ x他1人 | 作成日時:2017年1月22日 13時

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