JSBGirlはGENEに夢中 3rd

こんにちﾛｽ ページ14

午前4時


突然震え出すケータイ


画面を見るとビデオ通話の着信画面


『こんな時間から誰…』


あまりにも寝起き顔だったため、カメラを非表示にして応答すると、そういえば最近見なかった7人の顔が映る


隼「Aー！おはようございまーす」


「「「「「「「GENERATIONSでーす！」」」」」」」


『…うるさい


何時だと思ってんの』


龍「今なー、夜の10時やで」


『え』


亜「俺ら今ロスだから」


『あーそっか、』


考えるよりも前に何よりも眠い、眠すぎる


というより、このタイミングで彼らからの電話はまずい


玲「てか俺らと会えなくて寂しくないわけ？」


『うんー、』


ただならぬ眠気に考えるよりも先に声が出る


ただ、これが彼らのカンに障ったらしい


隼「え、なにそれ」


裕「俺は寂しいでぇええええええ」


龍「会いたいー」


涼「マジで日本帰ったら襲う」←


メ「Aひどいよー」


『ごめん眠すぎて


あいたいよー私も』


玲「カメラONにして」


『スッピンだし朝4時だしむり』


亜「いいじゃん、Aの朝の顔とかいっつも見てるって」


この一言でしずまるGENERATIONS


龍「まって亜嵐くんどういうことや」


涼「説明欲しいんだけど」


彼らのプチ口論が始まったと同時に、横でもぞもぞと動き始める布団


『……ね、カメラやっぱつけるね』


隼「まじ！」


『ちょっとまってね』


そう言ってマイクをミュートにして、隣の人影の方をゆする


『おはよーございまーす』


「ん？」


『朝だよ』


「…早くない？」


『ちょっとさ、怪しい雰囲気かもしだして電話出てよ(笑)』


「こんな寝起きで？」


『いいからいいから』


画面の向こうでは、こっちを見つめてる7人


カメラをオンにして、内カメラを彼に向けた


亜「Aちゃーん


って


あれ？」


彼らの画面に写ったのは


大「おはようございまーす(笑)佐藤大樹でーす」


隼「え、まってなんで」


龍「朝の4時よな？今」


メ「なんで大樹いるの」


GENERATIONS、ロスで大パニック(笑)


玲「帰りてぇ！！！日本帰りてぇ！！！」


涼「むりむりむり明日から撮影できない」


亜「ごめん俺先に日本帰るわ」


『なんもしてないから大丈夫(笑)』


裕「嘘や」


『ほんとに飲み会のあと泊まっただけ！』


大「こんなことしてないもんねー」


すると大樹くんは私の頬に軽くキスした


画面の向こうで大絶叫の7人


多分大樹くん、帰国後袋叩きです(笑)

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