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一緒に飲もう？
缶ビールを持って部屋に来るときは、外で聞かれたくない話を自分がしたいときか、僕の話を聞きたいときのリョウクの定番だ。
RW「ヒョン、Aはセブチの担当になるかもってほんと？」
「は？」
RW「なんか、もっと若めのグループでっていくつか候補があるらしいよ」
「お前の情報網、相変わらずすげえな…」
RW「僕じゃないの。ヒチョルヒョンから聞き出した」
「そっか」
何も聞いてないとは言えず。
うまく反応できないから結局は同じなのに。
RW「ふっ…くく…Aって秘密主義？」
「口がかたいんだよ」
RW「あー、プロ彼女ってやつ？
確かに、Aはそういう鉄壁の安心感、あるよね」
今までの彼女と全然違うタイプ
リョウクはそう付け足して、
ほいと僕に冷たい缶ビールを手渡す。
同時に小気味いい音を立ててプルタブを開ける。
確かに、エアコンがいらないぐらい暖かくなってきた。
喉に走る冷たさ苦さが「美味い」
リョウクがくすねてきたと笑う、" シウォナの分のおかずも。
今の料理番も最初は相当なプレッシャーだったと思うけど、
すっかり馴染んでいるし、何事も無くうまくいってる。
リョウク曰くAはこのまま僕たちの担当には戻らない可能性が高いらしい。
「残念？」
僕はAのご飯の方が好きだけどね、と言うリョウクに首を横に振った。
僕たち二人はSJの担当に戻ることを特別望んでるわけじゃない。
今の正直な気持ちを言えばほっとしてる。
「Aはさ、むき出しの出世欲はないけど、キャリアアップには前向きだから。
同じ仕事をするのは少し残念がると思う」
僕にこの話をしなかったのも、そういうこと。
RW「ふぅん…分かり合ってるんだね。うん。ヒョン、幸せそう」
「ははっ分かるか？実は一緒に住もうと思ってる」
RW「うわっ同棲？やらしー。本当に？」
「本当だ。もう物件も見てる。
結局ちょっと先になりそうだから、参考程度にだけどな」
RW「ヒョン、トゥギヒョンには言わないとダメだよ」
「ああ、分かってる」
グループもELF含めた大衆の環境も成熟してきて、
ある程度のことはなんでもポジティブに受けうけとめられるようになったのはここ数年だと思う。
だけど、僕自身が誰か愛する人と、ましてや家族をもつなんて
本当はかないっこないっていつの間にか諦めてたんだ。
リーダーとしてどんな判断をするのか、怖さ半分どうにかうまくいく方法を一緒に模索してくれるんじゃないかと期待してる。
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みぃ(プロフ) - ドキドキしながらお話読ませていただいてます^^めっちゃ情景が浮かびます★続きも楽しみにしていますー^^ (2020年7月13日 7時) (
レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
フェデリカ(プロフ) - アキナさん» ありがとうございます！！嬉しいです。2ヶ月も空いてしまっているのに、温かいコメント本当にありがとうございます！！昨日ちょうど4章の一話目を書き始めたので、今週からアップできればと思っています(^^)また遊びに来てください、お待ちしていますー！☆ (2020年6月22日 16時) (レス) id: bd4e4c346d (このIDを非表示/違反報告)
アキナ(プロフ) - こんばんは ひっそりとファンで読ませて頂いております。お忙しいことと思いますが、更新楽しみにしております☆ (2020年6月21日 22時) (レス) id: e981ced4a9 (このIDを非表示/違反報告)
フェデリカ(プロフ) - お変わりないようで安心しました！コロナで楽しみが少なく暇しております(笑)フィクションではHappyにイェソンさんも読者さんもめためたに幸せにしたい…！兄さんのひたむきなSNS更新が私も励みになっています。manmaruuさんも安全第一でお過ごしくださいねー！ (2020年4月3日 14時) (レス) id: 31c6de7297 (このIDを非表示/違反報告)
manmaruu(プロフ) - こんばんは！一話読む毎に本当に心が満たされて、フェデリカさんのおかげで免疫が上がっていると自信を持って言えます！！本編も深いお話もどちらも幸せな気持ちが湧き上がり大大大好きです(#^.^#)お忙しい中更新してくだり心より感謝しておりますー！！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 80fab98ded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェデリカ | 作成日時：2019年7月15日 17時
