タイプ:アブノーマル (ページ3)

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TYPE3:Finland ページ3

さて、先程はダンのサドぶりを紹介したが、この北欧には面倒くさいことにその逆もいるのである。

「あー！Aさん、見つけました！探しましたよ。今日も麗しいですね！」

ため息をつく私に話しかけてきたのは、ぽわぽわとした雰囲気を醸し出すフィン。
顔の通りほんとうに優しい人畜無害。

「Aさん、疲れていませんか？僕を椅子にして座ります？」

優しい人畜無害…？訂正、やはり極度のマゾである。
因みにダンと一緒で対象は私一人だけらしい。ほんとうに超めんどくさい。

「いや、結構です…」

「あ、ああ！良いです…！良いですよぉ！その汚らわしい物を見る目つき！！」

頬を真っ赤に染め、自分の体を抱きしめるフィン。
てか、私そんなに目つき悪いか。失礼な。

「私そんな目した覚えないんだけど」

「じゃあ無意識ですか！さっすがAさん！僕が見込んだだけあります！素質ありますよ！」

「全然嬉しくない」

Finland
TYPE:ABNORMAL
デンマークとは対照的のマゾ。
＋Aさん至上主義。
世間から見れば良い子。
Aさん的には化けの皮を
剥がしてやりたいと思っているらしい。

「Aさん、もっと僕を虐げてくださいよ…」