TYPE1:Ice land ページ1
まだ辺り一面がまだ真っ暗な明け方。
体が重い。
腹部に妙な圧迫感じて目が覚めた。
体を捩ってもその圧迫は消えることがない。
幽霊による金縛り？いや、違う。
正体は分かっている。
"あいつ"だ。
「A……」
甘ったるい声で私の名を呼ぶ
「早く起きて、起きてよ」
アイスだ。
「起きないとお目覚めのキスするよ？」
これはまずい。私ははっと目を開けた。
既に私と彼の唇の距離は数ミリに迫っていた。
「何をやっている」
「キスだけど？普通分かるでしょ？馬鹿？」
「何故私が罵倒されるんだ」
私は溜息をついて髪を掻き上げた。
「ほら降りて」
「嫌だ」
「降りろ」
「絶対嫌」
私の口角はひくっと吊り上がった。
「今何時よ？この状況他の人に見られたら殺されるんじゃない？」
私が質問するとアイスは自慢げな顔になった。
「まだ4時だけど？ほら、遅いと他の奴に起こしにいかれて何しでかしてくるか分からないじゃん？」
「君だってさっきしでかしてきたけどな」
「大丈夫。他のやつがAに危害を与えないようにしっかり守るから」
会話のキャッチボール下手かよ。
「私トイレ行きたい」
「だから！キスしたら…痛い！！痛い！」
私はアイスの頬を思いっきり抓った。
ふむ、柔らかくてすべすべだな。
男のくせに。
「このまま腫れるまでやりますか？」
「分かった！ごめん！やめて！」
こうして私は何とかトイレに行くことができた。
「もう！絶対次は失敗しないから…」
Ice land
TYPE:ABNORMAL
強い独占欲を持つヤンデレ。
Aが他の人と喋ると強い嫉妬心を
持つ。
それに＋少しのツンって感じ。
「A…。僕以外見ないでね…？ふふっ」
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桜 水樹 - 叫んでます。今絶賛叫んでます。アイスやべぇ!!そして面白い!!更新楽しみにしています! (2017年5月8日 23時) (
レス) id: 0aefdd481f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずこ | 作成日時：2017年4月23日 6時
