第19話 十万年に一人の美少女 ページ21
僕はドアを開けて教室へ入る。そして、僕の隣にはおさげの女の子がいる。姫乃アヤメだ。この子と同じクラスならトウマとも同じか…。面倒だね…。
先生「えー、本日からこの学校に転校してきた、姫乃アヤメさんと白姫瑞希さんだ。自己紹介をよろしく」
瑞希「はい、白姫瑞希です。よろしくお願いします」
僕はそう言って、ぺこり頭を下げる。
先生「次は姫乃さんよろしく」
アヤメ「はい!姫乃アヤメです!よろしくお願いします!」
元気があるわね…。興味無いけど…。
先生「それじゃあ、白姫さんは月浪の隣で、姫乃さんは彼処の窓側の席だ」
そう言って、僕達に席の指示をする。そして、僕達はそれぞれの席へ向かう。
先生「さて、質問タイムにするか!」
すると、皆が一気にうるさくなる。
「はい!」
先生「田中、質問は?」
「姫乃さんと白姫さんって好きな人いますか?」
瑞希「いません」
アヤメ「私もいないよ!」
「よし!」
先生「それじゃあ、次」
「はーい!」
先生「佐藤」
「趣味はなんですか!」
瑞希「音楽鑑賞」
アヤメ「特にないかな?」
意外…。
先生「次」
「はい!運動は好き?」
瑞希「どちらかと言えば好きです」
アヤメ「私は普通かな?」
先生「次」
「好きな人のタイプを教えてください!」
瑞希「分かりません」
アヤメ「私も同じ」
先生「次ってもう誰もいないか、質問タイム終わり」
そう言って、先生は教室から出ていった。すると、
トントン
誰かが僕の机を軽く叩く。見てみると、月浪トウマだ。
トウマ「また会ったね」
瑞希「そうですね」
トウマ「大丈夫だった?」
瑞希「何がですか?」
トウマ「千堂レイに普通に占って貰えた?」
なるほど…確かハルヤ様もとい酒呑童子様のことを知っているからか…。
瑞希「えぇ、普通に占って貰えましたよ」
トウマ「そうか…良かった」
そう言って、トウマさんは笑う。
瑞希(何故面白くないのに笑うんだろう?)
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すいみぃ(プロフ) - あの、profileの赤いマフラーのところ見つけているじゃなくて身に付けているなのでは? (2019年8月6日 18時) (レス) id: 52b56b2ed5 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - a-さん» ありがとうございます! (2019年4月20日 21時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
a- - めちゃおもろいww (2019年4月20日 20時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ウリエルお嬢様さん» お久しぶりです!と言ってもさっきも返信してましたねw東方意識…気づかなかった^^; (2019年1月19日 23時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
ウリエルお嬢様 - れたしも東方の方をいしきしてまして。 (2019年1月19日 22時) (レス) id: 2359e5a0b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スイジュ | 作成日時:2018年10月12日 7時