番外編第73話 黒髪の少年 ページ50
瑞希「脅し…ですか…お断りします」
男「っ!このガキ!大人しく着いてこい!」
瑞希「きゃ!離せ!」
男と女しかも、僕は8歳。力の差は歴然。でも、テクニックは僕の方が一枚うわてだな。
瑞希「せい!」
地面を蹴って空を飛び、男の顔を蹴る。
男「ぐぁ!」
瑞希「あんま、俺を見くびるな!」
男「このガキ!ふざけんな!」
男は興奮して、僕に襲いかかる。
瑞希「……」
俺は横に避ける。そして、男は勢いで前のめりに倒れる。
瑞希「遅い」
???「瑞希?」
瑞希「えっ?」
誰かが僕の名前を呼ぶ。僕は声の主の方を見る。そこには、黒髪で水色の目をしている顔の整った少年がいた。
瑞希「何方ですか?」
???「えっ?…君、何歳?」
少年はそう言って、僕の目線に合わせてへしゃがむ。
瑞希「…8歳…」
???「なるほど…。それで、大丈夫?」
そう言って、少年は男の方を見る。
男「ふん!ガキ2人で俺と張り合おってのか?出るもんならやってみな!」
そう言って、男は再び襲い掛かってくる。
???「ふん!」
少年は男に一蹴りを入れる。
男「がはっ!」
そして、男は倒れる。
瑞希「すごい…」
少年は僕の方へ来る。そして、僕の目線に合わせてしゃがんで話す。
???「ここは危ない。少しの間俺の家に来てくれる?」
瑞希「……」
少し考え込む。この人は僕を助けてくれた。
瑞希「…分かりました」
???「そうか、それじゃあ行こ?」
そう言って、少年は僕に手を差し出す。
瑞希「…はい」
僕はその手を
取れなかった。
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極・吹雪姫 - 続編でコメント待ってますわ(もうコメしたので)← (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - にゃ・・///にゃるほど///面白い//・・にゃ/// (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - スイジュ>いやぎりぎりですわwちなみに・・落ち誰???←まだ途中までしか見てない(番外編69 にゃ!) (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - てかトウマの『・・・にゃ』が地味につぼったけどwwwぷえwwwちょっwww (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 極・吹雪姫さん» 大丈夫ですか? (2019年5月9日 20時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スイジュ | 作成日時:2018年10月10日 0時